こんばんは
ご覧いただきありがとうございます
今回は夫の最初のがん治療中に現れた
娘の変化についてです
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結婚生活22年、
夫の度重なる闘病があっても
私が前向きに過ごしてこれた
大きな要因には、
1人娘の存在があります
最初の下咽頭がんの治療をしていた当時、
娘は2歳
結婚10年目にやっと授かった子どもです
放射線治療の副作用が酷くなり、
夫は精神的にも体力的にも辛そうでした
とても心配でしたが、
それでも私は毎日娘の世話を
しなくてはなりません。
ご飯を食べさせ、着させ、遊ばせ、寝かせて
当時はトイレトレーニングに
自我が芽生え始めたイヤイヤ期
正直、悩んで落ち込んでいる時間は
とごにもありませんでした。
そしてこの頃、夫の様子が辛そうに
なっていくと同時に
突然娘の指しゃぶりが始まりました
元気で活発な上、過敏というよりは
むしろ鈍感な娘が
知らない人、知らない場所、
ちょっとした不安を感じると
指を口元に持っていくように
なってしまったのです
まだ2歳。
父親のがんのことなど
わかるわけもないのに
私たちの些細な変化を
小さな心で感じとっていたのかも
しれません
娘の心には一切の陰りも落としたくない
そう頑なに貫き通して
娘には変わらず普通に接してきた
つもりでした。
けれど当時の写真は
どれもこれも指しゃぶりを
しているものばかりで
子どもはどんな時も親の様子を体全身で
感じているのだと
今も当時の写真をみると辛かった夫の治療や
当時の娘のことを思い出して
胸が切なくなるのです
つづく
次回はやっと終わったす
2ヵ月に渡る治療についてです
ぜひご覧ください coming soon