親子関係 負の連鎖を断ち切るために | リッコの自然療法 心と体の宿便講座 本当の自分を生きよう!

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怒りの感情のままに怒鳴っても
本当の思いは伝わらない。


その怒りの奥にある
本当の気持ち。


そっちを聞かせて欲しかった。






本当は寂しかった。


本当は不安だった。


本当は愛されたかった。


本当はそばに居て欲しかった。


そんなもっと素直な気持ちを
教えて欲しい。







どうしてそんなに
強く在ろうとするの?


男の人は強くなきゃいけないの?


本当にそうかな。



強さって一体なんだろう。















幼い頃から
怒鳴る父の姿を何度も見てきました。



子どもたちに怒鳴ることは
ほとんどしないけど
母によく怒鳴ってたんです。



そして大人になり
私の兄が
父の性質を受継ぎ
怒鳴る人になりました。



そんな兄の姿を通して
私はもう一度
亡き父と向き合っています。







父は愛情深い人でした。
だけどとっても
不器用な人でした。



父が怒鳴るのは決まって
母の仕事の帰りが遅くなった日の夜なんです。


7時になっても母がいなくて
おなかすいてるけど、夜ご飯が始まらなくて。


「子どもらが腹すかせて待っとるやろ!」


「仕事辞めろ!」


怒鳴る内容はいつも同じです。


築100年になる農家住宅の家だったので
昔ながらの広い土間と
おくどさんがありました。


その土間に
父が食卓のテーブルごと
ひっくり返してしまったこともありました。
たくさんのお皿が割れて、悲鳴が上がり
そんな光景が、まだ幼児だった私の記憶に
はっきりと残っています。










父はどうしていつも
怒鳴るという方法で
母に伝えていたんだろう。


その怒りの感情の奥にある
本当の気持ちを
母に伝えられたことは、あるのだろうか。



父は、母の手料理が大好きだったんです。
本当は仕事で発揮するより
毎日家に居て欲しかったのかな。



母の両親も一緒に暮らしてたから
家に帰っても母が居ないのは
本当は、父も寂しかったのかも知れない。











幼い私には
怒鳴る父は怖くて、そして強い人でした。


でも今、自分が親になって思うんです。


本当に強い人は
我が子が怯えている前で
怒鳴り続けたりしない。


もっと冷静に伝えられる。
そして、本音で話し合える。







怒りの感情の奥にある
本当の自分の気持ちに向き合って
それを母に伝えて欲しかった。




寂しいから家にいて欲しい。


怒鳴りたいんじゃない。
本当は家族の時間を大切にしたい。





こんなことを伝えるのは
弱くて格好悪い自分なのかも知れない。


もしかしたら
伝えてみても
受け止めてもらえないかも知れない。

拒まれるって
とても恐いことなのかも知れない。




父にはきっと
強くなきゃいけない理由があって
絶対に弱さを見せてはいけない
理由が何かあったんだろうな。


それは父自身の幼い頃の経験や
家庭環境からくるものなのか、
もう何も聞けないから
わからないけれど。


心に何か癒すべき封印が、あったんだと思います。






そんな封印にちゃんと向き合って
父が自分を癒せていれば
怒鳴る生き方を
兄に受け継ぐことも、きっとなかったのに。


そして影響を受けた兄も
自分自身の強い意思で
この連鎖を断ち切る道を
本当は、選ぶこともできるのに。


だから私たち親は
愛する我が子の未来のためにも
自分自身の傷や封印には、真剣に向き合い
癒す必要があるのです。











ねぇ、お父さん。


どうしてそんなに強く在ろうとしたの?


男の人は強くなきゃいけないの?


本当にそうなの?







私はこのような父を持ったからか
男の人が弱さを見せてくれたり
格好悪さをさらけ出してくれたり
本心を聞かせてくれると
すごく安心できて、嬉しくなります。


心を開いてくれてるんだな。

信頼してくれてるんだな。

って感じるんです。











そして
子供時代に似たような経験をしている方は
大人になってからも
無意識にそんな人を
何度も引き寄せてしまうかも知れません。


だけど、そんなことに慣れる必要なんてない。


あなたはもっと
大切にされるべき人なのです。


そんな世界には、さようなら!

って、毅然とした姿勢で
NOを示せばいい。


相手は健全じゃなくても
こちらは健全な世界で
自分らしく自由に生きればいい。


そして自分自身を大切に。


本当の自分を生きる道を
まっすぐに進んでいこう!