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ありがとうございます!
新じぶんブランドアドバイザー
富永リッコです。
成功も失敗も自分のキャリアです。
昨日までのキャリアを活かし、
新しい“じぶん”を再構築し、
成りたい自分になる。
私は『心理学』を使って、
その実現のお手伝いをしています。
私のブログで、日常の小さな
気付きを体験していただけたら、
とっても嬉しいです!
我が家の”とうきび”の唄。
夏になると、
我が家では、鍋一杯に”とうきび”を
ゆでる。
素晴らしいストーリーテラー・母の
恒例語りが始まる。
戦後の食糧不足で、ピリピリ。
5人兄弟姉妹の「しょんちゃん」
の家族は、
和菓子工場を持つ老舗の一族
それが、戦争で没落した。
その後は、
長屋の二部屋で7人が住むことに。
ボロ着のちんちくりんのシャツに
半ズボン、ボロボロのズック靴でね、
海で魚を釣り、貝を拾った。
しょんちゃんの父は
工場で働くも------------
ちっとも家にお金を入れず、
しょんちゃんの母は日々…、
工場内で石炭を拾った。
そんなある日、
長屋の回覧板をしょんちゃんが
隣の家に持って行ったときのこと。
少し経って、隣のおばさんが、
しょんちゃんが家にあった
”とうきび”を取った!って、
鬼の形相で乗り込んで来た。
「ぼく、とってない!」
しょんちゃんは、普段は無口、
だけど、この時だけは、
帰ってきたばかりの
煤だらけの母に、訴えた。
母は、隣の家に乗り込んだ。
「うちのしょうぞうは、人さまの物を
取るような子ではございません!
そのような育て方はしていない!」
ってね。
あの、
この一家は、かつては裕福であり、
品があるのですよ。・・・と、
母と私と妹は、怒る。
長屋の顛末は、
隣の息子が食べて、
しょんちゃんの仕業にしたと
謝罪しに来たとのことだ。
「パパ、好きなだけとうきび食べてね」
毎年、これを繰り返してきた。笑
なので、
この時期は、とうきびは欠かせない。
そして、羊羹や甘納豆^^/
あなたは、
亡き人との対話してますか?
最後まで、読んで下さり、
ありがとうございました!