『あれからの彼』のこと。
こんにちは。
今日はもう一つ。
うちの彼氏のことについて書いておこうかな。
もう、何をどこから書いていいのかも分からないですが…。
今は小さな事務所で新米弁護士さんです。
(小さな、なんて言ったら怒られるかな。個人事務所の。)
私と同じ年に大学を卒業して、私は新人ナース。
彼は、資格を取るべくロースクール(法科大学院)へ。
それから2年、大学院で勉強して。
春に司法試験に合格したあと、
1年間研修で裁判所⇒検察⇒弁護士事務所と回り。
(飲み会と勉強会で毎日死にそうだった。)
ちょうどこの研修中にふたり暮らしの物件を探して、同棲を始めました。
大学の時から一緒に暮らしてはいたのですが、お互いの家は別々にあったので。
彼の研修が始まって、就活も無事終わった春頃。
事務所の近くに家を借りようということで、それを機に今あるお互いのお家を整理して
ひとつにしようということになりました。
楽しかったな~。不動産めぐり。
彼は修習で多忙な日々だったので、ほとんど1人で行ったのですが(笑)
寒い寒い2月にネットで調べた物件をもとに不動産屋さん回って、吟味に吟味を重ねて。
結果的にお家賃も場所も広さも、大満足な1LDKを見つけることができました!
驚くことに、付き合って一度もちゃんとお話したことなかった(玄関先でちょこっと、というのは数回。)
彼のご両親にも無事ご挨拶できて。
(手土産に2週間悩んで、着ていく服にさらに2週間悩んで、汗だくで行って来ました。)
そして、集合修習。
(9月末から11月末までの2ヶ月間。関東の山奥の寮に缶詰になって研修を受ける。
その後、1週間試験を受けて、晴れて弁護士になれる。)
初めて彼に2ヶ月会わない生活をしました。
毎日毎日研修なので、メールもそこそこ。
寮の壁が恐ろしく薄いので、電話もほぼ不可能。
そんな状況の中、彼もりさもかなり頑張りました。
修習中も電話で2時間喧嘩したりもしたんですけどね。
帰ってきた彼と、人生初のとっくみあいの喧嘩とかもあったんですけどね。
何はともあれ、2ヶ月の修習の後、最後の二回試験にも無事合格してきてくれて、
元気に帰ってきました。
長かった…とても筆舌には尽くせないと思ったけど、ざっと書くとこんな感じ。
御年26歳の彼、やっとスタートラインです。
こうやって書くとすごくシンプルだけど、合格率は低く、就職難の時代。
朝も昼も夜も休日も、プレッシャーと闘いながらよく頑張っていたのを思い出します。
例の如く、試験前はずっとお腹壊してたしね。
今は事務所の先生にも恵まれて、健やかに1年目を送っています。
今のところ、「行きたくないー」とは一回も言ってません。
試行錯誤はありながらも、日々一生懸命向き合ってるようで
自分の新人時代もこうだったなー(私より環境に恵まれている気はするけど。)
なんて思いながら、毎日一緒に暮らしてます。
弁護士として、まだまだ必死で走り出したばかりなので
結婚の「け」の字も出ません(^-^;)
私も26歳だということ、彼は知ってるのかな(苦笑)
まぁ、そんなこんなで。今も彼とは仲良くやっております。