『あの日の出来事。』のこと。
こんにちは。
まず…本当にすいませんでした。
もうほんとごめんね。
自分でも、あんな中途半端な記事を投稿してしまった手前
今日から切り替えて楽しいお話でも♪
というわけにもいかず…。
クリスマス前やし、誕生日もあるし。楽しい記事書きたいし。。
でも、昨日のあの消化不良な自己中の記事のままでは
読んでる方も何のことやらで、楽しい記事を読む気にもなれませんよね。
今日は中途半端に投稿してしまった昨日の記事の真相をきちんとお話して
それでこの話は終わりにしたいと思います。
嫌ーな気持ちにさせてしまうかもしれないですが、
賛否両論受け止めるつもりです。
みんなが見てるこの公共の場で、自分のわがままによって、
読み手のことを考えない独りよがりな文章を書くわけですから…
それは厳しいこと言われても仕方ないです。
でも、読むか読まないかを選ぶのは皆さんの自由。
今日の記事は決して楽しいものではありません。
そういうことを踏まえた上で、読むか飛ばすか
ご自身で選択していただけたら有難いです。
では、読み進める方。いきましょう。
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結局、彼は朝帰りで、りさも結局眠れないまま…
眠りに就いたのは明るくなり始めた朝の5時過ぎでした。
そもそも、何で眠れなかったのか。
それは、台所に吸盤でくっつけておいたおたまや計量スプーンが
重さに耐え切れなくなって大きな音を立てて落ちたからでした。
その音にびっくりして、一気に怖くなって眠れなくなったんです。
まあ、何とも単純と言うか大げさと言うか(^-^;)
最近は彼がいてくれて、思い出すこともなかったので
眠れなくなるなんて考えもしなかったのですー。
遡ること3年半前。
大学に入学したての4月24日。
慣れない一人暮らしを始めて、
それでも新しい生活に何とか適応していこうって
それだけでいっぱいいっぱいでした。
そんな時でした。
りさは結構無頓着な子で、
実家に居た時から鍵をかける習慣がなく。。
オートロックマンションということも、
りさの安心を更に強くする要因だったんじゃないかなって思います。
『ま、女の子だけのマンションやし。オートロックやし。』
そんな感じで、特に気にすることもなく。
玄関の鍵をかけ忘れることもしばしば。
今思えば、りさにも隙があったと思う。
この時にきちんとする習慣をつけていれば。。
あんな事が起こることも、犯罪者を一人増やすこともなかったのに。
りさにも落ち度があるのは間違いありません。
4月23日
4月2日から始まった一人暮らし。
朝起きて学校に行く、帰ってくる、ご飯を食べる、お風呂に入る、寝る。
大雑把に言えばそんな生活を、多少の変化を交えながらも何とか、
新しい生活の中でまず、何とか慣れていかなければと
当たり前のことをするのもいっぱいいっぱいな…そんな時期。
その日も何とか確立しだした生活パターンを
何とかこなして、眠りに就いたのでした。
『あっ、洗濯機いっぱいやん。洗濯しとこ。』
寝る前に洗濯をして、(非常識な18歳です^-^;)
玄関から続く廊下に室内干しして、普通に眠りに就きました。
『頑張ってるわー♪一人暮らしって感じ。』
そんなことを考えながら。
4月24日 AM3:40
やっと確立しだしたいつもの生活パターンとは
明らかに異なったことが起こりました。
もちろん、普通に眠っている時間。
その日も例外ではありませんでした。
その時に起こったのです。
身体を上から押さえつけられたような
何が何だか分からない衝撃で目が覚めました。
パニックになって、事態をよく飲み込めないまま
まずこの状況を飲み込もうとしました。
『誰…ちょっと何なんもー…』
りさね、とりあえず彼かと思ったの(笑)
でも今日は平日。彼なんかいるはずがありません。
ぼんやりとしてる意識がだんだんクリアになってきて
意識が清明になればなるほど、
この状況がやばいことなんだってことが飲み込めてくるんです。
「ちょっ…」
必死に掴まれてる手を解こうともがきました。
暗闇の中でどこをどう掴まれてるか、
どこに誰がいるか分からないまま、
それでも何とかこの拘束から逃れようと必死でした。
その時にはもう背後から羽交い絞めにされていて
訳が分からないままベッドに仰向けに押し倒されて
唇を塞がれました。
ほんとにその状況に立たされたときに
大きな声なんて出なくて、力も思ったように入らなくて
もちろん涙も出ない。
ただただびっくりして、無意味に、ただ必死に
傍から見ればただやみくもにもがくだけしか出来てなかったと思う。
「大声出せばよかったのに!」
「急所を蹴ってやるとかさあ!」
ううん。そんなことできなかったよ…。
声なんか出そうと思っても出ないんだよ。
どこが急所でなんて分かんないんだよ。
とりあえず、逃げなきゃって思った。
押さえつけられてる=動けない=じゃあ、これを解かなきゃ。
そんな短絡的思考だったんだと思う。
もっと色々出来たはず、大声出したり。
今ならわかる。冷静になった今なら。
やっと分かった、変質者だ。
気づいた次に襲ってきたのは恐怖で。ただただ恐怖で。
上半身の服を剥ぎ取られそうになって、でも必死で抵抗して。
やっと出た言葉が
「やめ…やめて…やめて!」
蚊の鳴くような声で、
それこそはっきり言えてなかったかもしれない。
りさ、死ぬ、りさ死ぬ!このまま殺される!
掴まれてる手を逆に掴んで必死に叫んだ。
「止めてください!お願い、止めてください!」
怖くて怖くてたまらなかった。
ほんとにただただ必死だった。
死ぬほど怖かったけれど不思議とまだ涙は出ない。
必死。ただそれだけでした。
お願い止めて!お願い止めて!お願い止めて!
暗闇に慣れてきた目に映るのはぼんやりとした人影
実際に見えると更に怖くなった。
「こ…怖い…怖い…怖い…いや…」
ほんとに死ぬ!やらなきゃやられる!
ほんとに必死に抵抗して…
その時、掴まれていた手の力が弱くなりました。
と思うと、おもむろにその犯人はベッドから降り、
床に座っているらしいシルエットがぼんやり見えました。
乱れた服を直して、とりあえず何が起きたのかまた分からなくなって。
とりあえず、電気をつけようと思った。
「あの…電気つけてもいいですか…」
と言って電気を付けました(>今思えば、他にやることあるよね・笑)。
そこに居たのは17~8のまだ若い男の人だった。
少年って言っても通用するんじゃないか。
ノースリーブの白いTシャツに、ショートパンツ。
マラソン選手が着てそうなあの短いパンツ。
手に持っていたのは縄跳びだった。
あの縄跳びでりさ、縛られてたかもしれないんだ…
そう思うと背筋が凍りつく気がしました。
「ごめ…ごめんなさいっ…!ごめんなさいごめんなさい!」
ごめんなさいって…
あまりのあどけなさに逆に拍子抜けするほどでした。
「何で…」
「すみません…本当にすみません…」
手を付いて泣きそうな声で懇願し出した。
色々言いたいことはあったけれど、
犯人は余りにも幼すぎた。
オートロックなはずなのに何で…
「どう…やって入ってきたの?」
生まれて初めて声を出した人のように
その声は力なく、あまりにも弱弱しく擦れていて、
まるで別の人の声かと思ったのを覚えています。
「いや…壁から…」
本当に怖くなって、次の言葉が出なかった。
犯人は黙ったまま…しばらくの沈黙が流れ…
彼は細い腕を床について、がくがくに震えてました。
「すみません…すみません…。」
こんな状況なのにもかかわらず、どこか可哀想に思えた。
どこからそんな余裕がくるんだろうか。
泣き出しそうなその子を前に
「誰にも…言いませんから。帰ってください。」
しばらく黙ってその場で固まり続け…
まるで、やっとりさの声が届いたかのように
「すみません…」
彼はもう一度頭を下げ、
「帰ります…」
立ち上がってそのまま玄関に向かい
洗濯物を掻き分けて、サンダルを履いて出て行こうとした。
動転してたのか、縄跳びを忘れて。
見るのも気持ち悪いと思ったりさは
「縄跳び…っ、縄跳び忘れてます!!」
その子は戻ってきて、縄跳びを手に取り
来た道を同じように戻って帰っていった。。。
今思えば、あの縄跳びは大事な証拠だったよね(^-^;)
後から来た親にも彼にも警察にもすごく怒られました。
証拠を易々と返すなんて、我ながら馬鹿だなあって思いますー。
玄関のドアが閉まった後、
思い出したかのように恐怖が襲ってきて、
震えが止まらなくなりました。
慌てて彼に電話するも、彼には繋がらず。。
親に電話して、驚いた親が警察を呼びました。
後に連絡が付いた彼も飛んできてくれて。
やっと安心して、その時までは何ともなかったんです。
何にもなかったし、犯人もひ弱でしたし。
事情聴取も状況見分も全部終わって…
ちょうど週末だったので彼も居てくれたし、
でも、不思議なのですが恐怖って後から後から大きくなるもので
「大丈夫みたい(^-^)案外眠れるし、平気みたい。
PTSDとかなるかと思ったけどねー(笑)」
と言って冗談を言う余裕さえ見せるりさに、
安心して彼は自分の家に帰りました。
そして、その日の夜。
その日の夜から、
決まって夜中の3時40分に目が覚めるようになったんです。
暗闇の中に浮かぶ人影、押さえつけられた両手、塞がれた唇…
あの声、あの息遣い、訳が分からないまま襲ってくる恐怖。
何もかもがシャッターを切るように断片的に思い出されて、
再現VTRのように鮮明に思い出すんです。
まるであの時、あの場所にそっくりそのまま返ったみたいに。
押し寄せるようにやってくる恐怖の波に声を出して泣き、
夜が明けるのを待ったことも数知れず。
『彼寝てるよね…』
そう思いながら電話を掛けたことも何回もありました。
フラッシュバック
その言葉の本当の意味を知ったのはそのときでした。
それから3年も経ってね。
『これじゃだめになる。』
そう思って色々試行錯誤しながら半年間やってみて。
年明けから同棲を始めたんです。
それからは思い出すこともなく、
全ては時が解決してくれるって思ってました。
幸せすぎて今の今まで忘れてたぐらいですし(笑)
今はもう、こうして思い出しながら書くことも出来てます。
でも、一人の夜になった一昨日の夜。
台所で計量スプーンが落ちた事で目が覚めて
その音がきっかけで
あの断片像が蓋を開けたようにとめどなく溢れ出して。
忘れられると思った。
自分はもう大丈夫だと思った。
まだ引きずってるなんて思いもしなかった。
まだ思い出すなんて…思いもしなかった。
来年から始める一人暮らしのことを思っては
色々期待に胸を躍らせたりもしてた。
出来るのかな、一人暮らし。
大丈夫なのかな。。。
まあ、しなきゃいけないわけですけど(^-^;)
『まだ思い出すの?(=立ち直れてないの?)』
って言われそうで、どうしても打ち明けることをためらってしまう。
自分でも思うもん…今更…って。
だから、この間の記事のタイトルが
『ずっとこのまま…?』
だったんです。
もう、ずっと何かをきっかけに思い出したりするのかなって。
もう、あんな怖い夜は嫌だ。
でも、いつかは頑張って乗り越えなきゃ、
逃げてたってどうしようもないって思う自分もいて…
分かってるけど、怖いのはどうしようもなくて…
最近までは全然思い出しもしなかったぐらい順調だったの。
どうしよう…いつまでこんな状態なんだろう…。
いつまで夜が明けるのを待って寝なきゃいけないんだろう。
先の見えない戦いに、ただただ立ち尽くしてしまうのです。