訳も分からず突然はじまったいじめ
ものを隠されるとか
もちものを傷つけられるとか
そういった見てわかるものは何もなく
ただただ無視されつづけました
最初は当時仲のよかった友人からはじまり
徐々にその人数は増え
ひとつき経つころにはクラスの女子は
誰も
わたしのことが見えていないかのように
なっていました
刃向かえば次は自分の番かもしれない
誰だってそう考えるものです
仕方がなかったのでしょう
誰からも無視され学校へ行くことが
つらく
いやでいやで
どうしようもありませんでした
それでもわたしは毎日学校へいきました
それもこれも自分のまいた種
そして
無視するということで私が弱っていく姿を
見たいのであろう主犯格の友人たちに
まけたくなかったのです