自閉症スペクトラムの診断のある
小2息子エイトを育てています。
今は、特別支援学級に
元気に通っています
たまに、小4娘マイカの
中学受験のことも書いていきます
おはようございます
運動会。
それは息子にとって
嫌で嫌でたまらない行事
チックも相変わらず
止まりません。
運動会が終わるまでは、
仕方がないかなと思ってます。
そんな息子ですが、
学校で先生に、
『運動会、
大嫌いだけど、
ちょっとだけでも、
やることは大事だから、
僕はちょっとでも
頑張るんだ』
と、言ったそうです。
自分から
『頑張る』と言った息子
もうそれだけで
十分すぎるほど
私は感動しました。
エイトが
こんな風に言うなんて
初めてのことです。
やらなきゃいけないって
わかってるんだ
頑張りたいっていう
気持ちはあるんだ。
それが
本人の口から出て、
本人の気持ちが
私に伝わった時点で、
今年の運動会は
私の中では
もう大成功
当日どうなるかは、
もう考えない。
去年みたいに
注目されるかもしれない。
先生に
抱き抱えられて退場するかも
しれない。
パニックになるかもしれない。
でも、
頑張りたい。
その気持ちだけで
もう100点満点です
そして、親が当日
絶対に期待しないことも
大事だと思ってます。
今年は踊れるんじゃないか
今年は走れるんじゃないか
絶対に期待しません。
本人が
いくら頑張る!と言ったところで、
本人の頑張りでは
どうしようもないことがあると
気がついたから。
息子に期待しない
冷たい親みたいに
思われるかもしれませんが
発達障害って
そんなに簡単なもんじゃない。
ぜったいにやる!
ぜったいにできる!
と思っても、
当日の雰囲気、
観客の数、観客の様子、
本人の体調、
天気、気温、
周りの子たちの気分、
などなど。
他の要因で、
どうしてもできない。
頑張れなかった。
そういうことが
ありえるのが感覚過敏。
その子の特性。
目には見えない、
言葉では説明できないような理由で、
いくら本人が
頑張ろうと思っても、
できなかった、
ということはありえる。
だから、
息子が頑張ろう
って思えたことが、
すでに、
大きな成長として認めようと思います。
九九がマスターできなくても、
2年生の漢字が覚えきれなくても、
2年生の息子は
十分成長した一年だったと
思えると思うんです。
それぐらい、
頑張ろうって思えることは、
発達障害の子にとっては
すごいことだと思います。
発達障害の子が、
大嫌いな行事を
頑張ろうって思えるって、
そこを認めるべきなのに、
運動会当日に
参加できなくて、
あーあー
って、がっかりしたり、
落ち込んだりすることは、
絶対にしないぞ、
と決めています。
発達障害の子が
嫌いな行事に参加する。
これって
気合い根性で
なんとかなることじゃない。
もし、
色々な要因が
全てプラスに働いて、
息子が参加できたとしたら、
それはとっても嬉しいです。
人前でも
泣くと思います、私
乗り越えられた経験は、
絶対に今後プラスになる
でも、
それを期待するのは
絶対にやめます。
今の息子は
すでに賞賛に値する
ここまで成長させてくれた
学校の先生方には
本当に感謝しかないです
読んでいただき、ありがとうございます