こんばんは照れ


エイトが発達障害と

診断されたばかりの頃。


診断してくれた医師から

療育を受けてくださいと言われ、

その医師が薦める療育施設へ

見学に行くことにしました。


ピンポイントで

「ここがオススメです」と

その医師に言われたもんだから

当時療育ママ友もいなくて、

全く療育のことがわかっていなかった私は

その施設に通うべきなんだと

とてもシンプルに考えていました。


すぐに見学希望の電話をかけて、

次の週に私一人で見学に

出かけました。


そこは

集団(2〜6人)で

SSTを中心とした

療育を行ってくれるところで、

年長さんを対象にした

『就学前コース』がある、

と説明を受けました。


その時、エイトはまだ年中だったので、

就学のことはぼんやりとしか

考えていませんでした。


でも、

来年はお世話になるだろうと思い、

その『就学前コース』の話も

聞かせていただくことにしました。


そのコースは

簡単に言ってしまうと

『いかに就学前健診に

ひっかからないようにするか』

それをとことん

トレーニングするコースでした。


小学校で使われるような

机と椅子が用意されていて

その先生曰く

まずは、この椅子に5分静かに座っていられるか、じっとしていられるかを特訓します。少しでも姿勢が崩れたらアウト。

5分座っていられれば、

なんとか第一関門クリアだわ、

と言うのです。


ん?真顔


その次には

10月の健診までに、徹底的に健診でやることをクリアできるよう特訓します。小学校によって、開催日が異なるから、少しでも早く終わった学校の子から内容を聞き取りして、その日に備えます。

え?

備える?真顔


健診さえクリアしちゃえばこっちのもん。通常級に入るために、必ずクリアできるよう、うちにいる子たちは徹底的に備えます。知的障害があってもなくても、同じように備えます。


と、めっちゃ笑顔で教えてくれます。


去年はみんなクリアできたのよちゅー

と、自信満々に言うのです。


今なら何がモヤポイントなのか、

よくわかりますが、

その時は


そういうもんなんだ。

みんな通常級に入るために

健診に向けて準備するんだ、

なんだか受験勉強みたいだなと

思ったのを覚えています。


その時の話が

後に私たち親子が

就学先を決める上での

大きな障害となりました。


発達障害のある子は

無理してでも

通常級に入るべき。


初めて出会った療育先の

療育の先生が

おっしゃったこの一言。

衝撃的でしたし、

当時は云々とお話を聞いてましたが、

どこか胸の底に引っかかることがあり…。


後日、

そちらの療育先には

お断りのお電話をしました。


今となっては、

あの時

あそこに通う決断をしなくて

本当によかった。

心からそう思いますちょっと不満




サムネイル
 

市役所に聞いてみたら、意外と我が家の近所にたくさん療育施設があるということが、わかりました。
通えそうなところにいくつか電話をして、今もお世話になっている施設に出会えました。
たくさん見学していると、訳わかんなくなって決めづらくなりますが、第一印象って、大事ですよね泣き笑い結局、第一印象よかったところにして、正解だったと思っています。



読んでいただき、ありがとうございます。