こんにちは。

息子エイトを、初めて耳鼻科に連れて行ったお話の続きです。


聞こえないのは、耳垢のせい。
耳の中さえ綺麗になれば、安心安心口笛


なーんて、軽く考えていました。


耳鼻科は私が何年もお世話になっているところで、先生も優しいし、大丈夫。

「耳の中お掃除するよウインク

とだけ、エイトに伝えて連れて行きました。


多分、耳の中を綺麗にする、の意味が伝わってなかったんですね。


待合室までは、ご機嫌でしたが…


大暴れです。

まず、耳の中を見せさせない。

なんなら、耳を触らせない。

逃げる逃げる大泣き


先生もイライラしていたと思います。

「この状態じゃ、耳垢は取れないから、薬を毎日二回、耳の中に入れて、10分そのままにして、1週間続けてふやかしてから後日一気に取る」

と。


ですよね。

こんなんじゃ取れないですよね。

掃除機みたいな機械で吸うところが見たかったなぁ。


でも、毎日薬を耳に入れるって…滝汗


その日から1週間。

あの手この手を使いました。

お菓子をあげたり、大好きなキャラクターのYouTube見せたり。

でも、どうしても薬を入れる時は私が足で押さえつけながらやらなくてはいけません。

そんな時は

「ごめんなさい、やめてやめて」

と、エイトが訴えるので可哀想でしたが、チラッと見ただけでも、耳の中のアカは凄いことになってることがわかるので、心を鬼にして真顔


結果…。

なんとか耳垢はふやけていい感じになったようなので、掃除機みたいなので吸ってもらえました。

でも、やはり拒否が酷くて、片耳だけ。

あとは、危険だからと先生にお断りされました。

片耳でも、十分かなと思いました。

それさえも大変で、掃除機で吸われたヤツらを見る余裕はありませんでした。


それで、その後ですが…


ん?


全然変わらない。


「これ、好きなの?」

と目の前で聞くと、

「もうすぐ冬が来るほっこり早く集めなくっちゃ」

と、笑顔で答えます。


よく観ているアニメに出てくるセリフです。

そんなやりとりが相変わらず続きました。




発達障害とはなんぞや?


当時はそんな感じでした。

なんなら、その単語の意味もよく知らなかったかもしれません。


さすがに、何かがおかしい。

物理的に聞こえないわけじゃないのかもしれない。


市の保健センターに相談しにいくことにしました。


エイト3歳の冬でした。