多くの生物にとって、歯は非常に大切な器官である。

生命維持に不可欠な要素をよりよく摂取するため、歯は食物を適切な大きさに調節する。

我々ヒトももちろん例外ではない。

しかし、
そのような重要な器官であるはずの歯が、幼少期に乳歯が抜けた後は、永久歯に生えかわるだけなのである。

その後の長い人生を、
代えのきかない、たった1本の永久歯でやり過ごさねばならないというのは、いささか頼りないシステムといえるだろう。

この点に関しては別の機会に論じるとして、
そもそも歯はどのようにして「生えて」くるのかという一見単純そうなこの疑問について、今回は議論したい。

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上図のように、
はぐき内ですでに「歯」の形を成してから生えるということは、レントゲン撮影等により確認されている。

はぐきにも肌のターンオーバーのような活動があるとすると、
歯は表面方向への推進力によって生えるものと考えることができる。

しかし近年、
この「推進説」で説明のつかない現象が発見されたのである。

それが、
「親知らずが横向きに生えると痛い」ということである。

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親知らずが生える際の痛みは、
隣接する歯との接触によるものであり、尋常ではない痛みだと言われている。

ところが推進説によると、
たとえ親知らずが横向きで出現したとしても、
歯はそのまま表面に移動するため、隣の歯と接触することもなく、痛みもないはずなのである。

この現象を説明するのが「頭(ヘッド)説」である。

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歯の全体のうち、表面に生えるのは一部分である。

その部分を「頭(ヘッド)」として、頭の示す方向へ移動していくのではないかと考えるのがこの頭説なのである。

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この「頭説」に則ると、
親知らずが横向きに発生した場合には隣の歯に向かって移動してしまうため、
衝突し痛みを伴うことを説明することができる。

この説は更なる精査を要するが、
本議論を通して、立花さんが親知らずにたいそうおびえていることが示唆される。

先日のニコ生で言及していたように、
横向きの親知らずが見つかってからというもの、
立花さんは何かしら「嫌な予感がする」と
いう。

それまで特筆すべき点はないとされていたが、
親知らずが「ある」というエビデンスが示されたことで、いずれ来るであろう恐怖におびえることとなってしまったのである。

今の我々にできることは、今後の経過を見守り、立花さんの心中をお察しすることと、
この領域の更なる発展を願うばかりである。


あとがき

生えてきませんように(白目)


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