人々の風景(その67) | ラテンなおやじのぐうたらニカラグア生活

人々の風景(その67)

 このシリーズ用に撮り溜めた写真の掲載を急ぎたいと思います。


 日本では地方に行けばまだ金物の個人商店はあると思いますが、都会では見かけなくなりました。ニカラグアでは街でも村でもよく見かけるのがフェレテリアという、要するに金物屋です。これも日本の昭和30年代の風景です。下の写真はある村の金物屋のお兄さんですが、カメラを向けると快くモデルになってくれました。実は画面の枠外にトルティージャを食っていたもうひとりの青年がいるのですが、恥ずかしがってカメラの中に入って来なかった。
ラテンなおやじのぐうたらニカラグア生活-金物屋の兄さん
 男女ペアの警察官。勤務中ですが、そこらの屋台でおやつを買って食べています。
ラテンなおやじのぐうたらニカラグア生活-警察官
 日本では探しても見つからないような商品がニカラグアでは今も売っています。こういう籠と箒は昔の日本にもありました。これも昭和30年代の風景。
ラテンなおやじのぐうたらニカラグア生活-籠と箒
 下の連続2枚の写真はグラナダです。炎天下の木陰、あるいは建物の陰で昼寝です。この緩ぅ~い雰囲気が何ともいえずニカラグア。
ラテンなおやじのぐうたらニカラグア生活-昼寝
ラテンなおやじのぐうたらニカラグア生活-昼寝
 下もグラナダの中央公園の風景。お爺さんたちが集まってベンチに座って何をするでもない午後のひと時を過ごしています。あとちょっとすればリカルドおじさんもこういう具合になるんだろうなと思ってしまいました。
ラテンなおやじのぐうたらニカラグア生活-老人たち
 若い子たちは買い食いです。
ラテンなおやじのぐうたらニカラグア生活-買い食い
 これは微笑ましい。強盗ではありませんよ。ニカラグアでは世帯筆頭者が女性である割合が4割近いというデータを見たことがあります。つまり母子世帯が多いのです。父親は子供をつくると逃げ出したり、出稼ぎでいなかったりで、母親と子供が一緒の光景はよく見ますが、父親と子供が一緒の光景は、それだけで何か幸せな雰囲気を漂わせます。この父子はリカルドおじさんが座っていたベンチの隣に座って、こうしてふざけていたので、ちょっと頼んでこんなポーズで撮らせて頂きました。
ラテンなおやじのぐうたらニカラグア生活-父と息子
 正確なデータは見たことがありませんが、マナグアで最も多くの女性が従事する職種は恐らく家事労働、要するに女中さんだと思いますが、男性の場合は、多分、警備員(ビヒランテ)ではないかと思います。治安の悪化もあり、リカルドおじさんがやって来た4年半前と比べて警備員の数は明らかに増えています。民間の警備会社の数も増え、雇われる警備員も学歴を問いませんから就職しやすい職種のひとつでしょう。給与はせいぜい月100ドルあるかないかだと思います。
ラテンなおやじのぐうたらニカラグア生活-ビヒランテ
 マナグア市内のある公園に行った時、下の写真の行列を見かけました。何の行列かと尋ねたら、上の写真の警備員さんの警備会社の給与支払いの行列だそうです。並んでいるのは全て警備会社の警備員なのです。
ラテンなおやじのぐうたらニカラグア生活-行列
 公園で何やら変わったスポーツの練習をしています。このゲームは何と言うのかと尋ねると、「ヒッポル」と答えるのですが、よくよく聞いてみると「ヒットボール」と言っているらしい。投手がサッカーボールを地面をこするように投げると、打者は足でそれを蹴り、野球よろしく一塁ベースに走るのです。野手は手を使って蹴られたボールを受けるのですが、ノーバウンドのライナーを取るとアウト。こんなゲーム、日本でもありますかね?リカルドおじさんは初めて見ました。
ラテンなおやじのぐうたらニカラグア生活-ヒットボール

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