野暮用の一日 | ラテンなおやじのぐうたらニカラグア生活

野暮用の一日

 12月25日、26日は事情があってマナグアを出ずにすごしました。25日はクリスマスですから店は休みですが、本日26日(土)は開きます。どうせ市内を出られないので、本日は普段なかなかできない野暮用を済ませてしまうことにしました。


 まず散髪です。

 ニカラグアへ来た当初は、この暑さに参ってしまいほとんど丸坊主に近い超短髪にしていたのですが、今は普通の長髪です。暑さにある程度慣れてきたのだと思います。その証拠に以前は夜間でもクーラーをがんがん入れてましたが、もう過去1年くらい自宅でクーラーをつけることもなくなりました。もちろん暑いことに変わりはありません。12月末の現在も、日中は30度を超えています。

 リカルドおじさんは無精なので、無精髭があごに伸び、放っておいたら顎鬚(あごひげ)の白さが目立つようになり、さすがに自分でも汚いと思い始め、新年を迎える前に髭を落とし、髪も切っておこうと思ったわけです。


 これがリカルドおじさんがニカラグアで3年以上通い続けている理髪店。建物はしょぼいのに「インペリアル理髪店」と大そうな名前です。しかし、腕前はいい。

 中南米の散髪屋は最初に何も言わなければただ髪を切っておしまい。リカルドおじさんはそれだけでは嫌なので、「髭を剃れ、髪を洗え」と当初は注文をつけましたが、今はもう何も言わなくてもそれをやってくれます。3年以上も通うと、ただ黙って座るだけ。
ラテンなおやじのぐうたらニカラグア生活-理髪店
 写真右のおじさんがリカルドおじさんの髪を切ってくれる人です。もう、アミーゴ。写真を撮っている姿が鏡に映ってしまいました。無視して下さい。

 ところで、この歳になってまだ切る髪があるということはありがたいことです。散髪エピソードはいろいろありますので、ここ をご覧下さい。
ラテンなおやじのぐうたらニカラグア生活-理髪店


 散髪が終わると次は、鍋とヤカンを買いに行きました。なぜかって?

 恥ずかながらリカルドおじさんは、過去数年お湯を鍋で沸かしていたのです。前の居住地バルセロナからニカラグアに来る時、ヤカンくらいニカラグアで買えばいいと思ってヤカンを捨ててきたのです。ところが、こちらに来て思いだしたのですが、どういうわけか中南米ではヤカンにいいものがないし、あっても日本の感覚からは極端に高いのです。そのためヤカンを買わず鍋で湯を沸かしていたのです。ところが、独り暮らしですから、鍋を火にかけたまま忘れてしまうことが多く、気付いたらカラ鍋が熱くなっていたということが頻繁に生じ、鍋の取っ手の部分が熱で破損して壊れてしまったのです。独り暮らしの侘しさです。

 そこで、SINSAという日本で言えばホームセンターのような店に行き、鍋とヤカンの調達です。

 ホームセンターの内部。店内を撮影するなと店員に怒られてしまいました。(別にええやん、減るもんやなし。)
ラテンなおやじのぐうたらニカラグア生活-ホームセンター
ラテンなおやじのぐうたらニカラグア生活-ホームセンター
 これが買った鍋とヤカン。ブラジル製ですが、2つで1000コルドバ(約4500円)。リカルドおじさんは日本で鍋やヤカンなど自分で買ったことはないので、これが高いのか安いのか全く分かりません。ヤカンの方が高くて510コルドバ(約2300円)。日本でヤカンが2300円もします?
ラテンなおやじのぐうたらニカラグア生活-鍋とヤカン


 さて、こういうつまらぬ買い物が終わると、以前行ったことのあるマナグアで一番美味いとされるバオ(Baho、牛肉と野菜を煮込んだニカラグア料理)でも食べようと店に行きましたが、店は開いていたものの、今日はバオはないとの返事。ついてません。この店についてはまたいずれこのブログで紹介します。


 更に、たまには書店に行って新しい本が出ていないか見にいくことにしました。

 これがマナグア市内で最もまもとなイスパメール書店
ラテンなおやじのぐうたらニカラグア生活-書店
 中に入って驚きました。何ぁ~んにもない!来年の新学年の開始を前に、学校の教科書類を並べるために店の模様替えをしているのだそうです。これでは見たい本がどこにあるのかも分からないので、そそくさと店を出ました。ついてないね。
ラテンなおやじのぐうたらニカラグア生活-書店


 それやこれやで12月26日も終わってしまいましたが、やはりマナグアにじっとしていてもいいことはありません。明日は出かけます。

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