骨無しポージョ: El Almendro | ラテンなおやじのぐうたらニカラグア生活

骨無しポージョ: El Almendro

 3年ほど前、リカルドおじさんがニカラグアに来た直後くらいのことですが、当時はこの国は何処に行っても面白い物は何もないと思い込んでおり、せめて美味いものが食べられる処はないものかと探していました。

 リカルドおじさんは、当時の知り合いの日本人に「何処か美味いものが食べられる店でもないですかね」と尋ねていたのですが、しばらくしてからその彼が、「チチガルパに一軒ありましたよ。パイナップル・ソースをつけて食べる鶏肉(ポージョ)が美味いところです」と教えてくれたのです。


 先日、チチガルパに行った時、上のような話を思い出してこの店を探して行ってみました。店名は「エル・アルメンドロ」(アーモンド)です。見ての通り高級な店ではなく、大衆食堂のようです。
ラテンなおやじのぐうたらニカラグア生活-レストラン正面
 店の前に張り出してある本日のメニューです。「牛肉スープ」、「焼き鶏肉」、「骨付き焼き豚」などと書いてあります。
ラテンなおやじのぐうたらニカラグア生活-本日のメニュー
 店内のテーブルもこの通り。普通の食堂で、決して高級感はありません。
ラテンなおやじのぐうたらニカラグア生活-店内
 この店の「売り」のメニューを出して下さいと店主に頼むと、ポージョ・デスウエサード(pollo deshuesado)が出て来ました。「デスウエサード」とは「骨が取ってある」という意味ですが、骨を完全に取ってある一羽分の鶏肉です。ニカラグアでは鶏肉はよく食べますが、完全に骨を取ってあるのは初めてです。

 写真の右下はパイナップル・ソースで、これをかけて食べるわけですが、リカルドおじさんには甘すぎました。焼いた鶏肉自体は美味いのですが、変に凝ったソースよりも、むしろ醤油か岩塩でもかけて食べた方が美味いような気がします。

 それにしても一羽分は日本人には多すぎます。半分くらい残しました。
ラテンなおやじのぐうたらニカラグア生活-骨無しポージョ
 店の主人が焼く前の鶏肉を見せてくれました。どちらが頭でどちらが足かお分かりでしょうか?(下側が頭です)
ラテンなおやじのぐうたらニカラグア生活-焼く前の骨無しポージョ


 これ一羽で約810円。田舎のせいもあるけれど、一羽でこれなら確かに安いです。

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