人々の風景（その４２）

　間もなくニカラグアから姿を消しますので、このテーマのために溜めておいた写真を吐き出してしまいたいと思います。

　これは北部の山奥の村の雑貨屋の前で談笑している村人です。カメラを向けても気にしません。３人のうち２人が店の中を覗き込んでいますので、店内に何か気になることがあるのでしょう。

　これはヒノテペ市の中央公園。ここはいつ行っても人が多い。比較的大きな街でも全く閑散とした中央公園の街が多いのですが、ここは例外。日曜でもウィーク・デーでも関係なしに人が多いので不思議です。失業率が高いのかも知れません。

　煙とともにいい匂いが漂ってきます。まぁ、ちょっと食べようとは思わないけれど、美味そうではあります。それにしても、このおばちゃんの体格は、これこそ「ニカラグア庶民」という感じです。

　観光馬車ではありません。普通の街の中を普通に走る公共輸送機関です。

　この街ではイピコのお祭りでした。カウボーイが街を練り歩きます。

　下はある村の教会の前。日曜のミサが終わったところです。女性たちはけっこう華やかな服装をしているので、やはり教会のミサは「よそゆき」の感覚なのでしょう。

　上の写真の教会の前に居たアイスクリーム売りのおじさんです。田舎の村ですからアイスクリームを入れる押し車も年代物です。個人的には気に入っている写真です。特に、犬の位置がとてもいい。

　同じアイスクリーム売りでも、都会のアイスクリーム売りは押し車も新しいし、おじさんの服装もハデハデです。言っておきますが、被写体はアイスクリーム売りのおじさんのつもりでしたが、偶然、美人が写ってしまいました。しかし、これは明らかに外国人ですので、「ニカラグア美人：今日の１枚」のテーマ用には使えません。

　これは自転車を売り台に改造したもので、お母さんと娘が一緒に売り場の好位置を探しに行くところです。娘が椅子を持っていますが、場所を見つけたらそこでこれに座って客を待つのでしょう。

　こんなの買う奴がいるんかね？　サングラス売りはニカラグアのあちこちにこんな姿で見かけます。珍しい光景ではありません。

　地べたに座って子供が食べているのはアイスクリームです。写真には入っていませんが、すぐ近くにアイスクリームを売るスタンドがあって、子供は観光客からせびった小銭がたまるとそこで買っています。

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