ニカラグアのど真ん中:リオ・ブランコ | ラテンなおやじのぐうたらニカラグア生活

ニカラグアのど真ん中:リオ・ブランコ

 8月23日(土)、リカルドおじさんの撮影行の目的地は、マタガルパ県リオ・ブランコRío Blanco)でした。地図を見ればお分かりのように、地理的にはニカラグアのど真ん中にあたります。そして、マタガルパ県の東のどん詰まり、もうちょっと行けば、南部大西洋自治地域(RAAS)の北西端に入ってしまいます。

 ボアコBoaco)からムイ・ムイMuy Muy)、マティグアスMatiguás)を経て更に東に進みますが、リカルドおじさんは以前、マティグアスまでは来たことがあります が、ここから先には行ったことがなく、今回、リオ・ブランコは初めての訪問でした。

地図

 道路は想像していたよりずっと素晴らしかった。マティグアスまでの道路は舗装してあってもかなり傷んでいるが、マティグアスからリオ・ブランコまでは、舗装してからあまり年月を経ていないせいか穴凹も少なく、快適に走れます。ただ、リオ・ブランコからさらにその先の大西洋岸までの道路はとんでもない悪路らしい。


 中央公園付近は、他の街に比べてかなりカラフルです。また、大西洋岸地域につながる窓口的な位置にあるせいか、どこがどうだとうまく説明できないけれど、ニカラグアの他の街とちょっと雰囲気が違います。カリブ海岸まではまだかなり距離があるので、完全にカリブ的とはいえませんが、しかし、太平洋側の山岳地帯の街よりは、どことなくカリブ的です。人々の顔つきは、インディヘナの形質が強く出ています。

中央広場前の教会
中央広場
中央広場
中央広場
 それと、街自体が想像していたよりかなり大きい。普通はどこの街に行っても、市街地でさえ日本の感覚では「村」という感じですが、リオ・ブランコは市街地を見る限りでも「都市」といえます。

 大西洋岸の北部方面からの道路は整備されていないとはいいながら、リオ・ブランコを必ず通って中央部や太平洋側に抜けることになるので、物資の集散地になっているようで、街に活気があり、また、多分、密輸と思しき出所怪しげな商品がたくさん売られています。
街の風景
街の風景
 街を歩いていると、何と、「日の丸」を見ました。標識を読んでみると、日本の援助でこの下の写真の看板の部分から先の道路を舗装したと書いてあります。何とまぁ、日本の援助がこんな所にまで来ているのです。
街の風景
 ガソリン・スタンドもかなり大きく、近代的です。このようなガソリン・スタンドはマナグア、グラナダ、レオンぐらいの都市でないと、普通は見かけません。
ガス・ステーション
 リオ・ブランコの街の郊外の風景。街自体の海抜は約250mで、かなり暑いです。ただ、この近辺に、ムスン山(1450m)という山があって、自然豊かな所とガイドブックには書いてありますが、確かに、それらしき高峰が見えました。
郊外の景色
 昼食時間帯だったので、大衆食堂でポージョ(鶏肉)を食べました。こんな所まで来て、ひとりでポージョとは少々、いや、かなり侘しい。写真の一皿とジュース付きで約350円。
大衆食堂
ロースト・チキン

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