チョロッとコスタリカに行ってきました(その3) | ラテンなおやじのぐうたらニカラグア生活

チョロッとコスタリカに行ってきました(その3)

 コスタリカの太平洋岸には観光客、行楽客用に開発された海岸がたくさんあるようですが、リベリアからも1時間程度でいくつかの海岸に出ることができます。せっかくリベリアまで来たので、エル・ココ・ビーチPlaya El Coco)とオコタル・ビーチPlaya Ocotal)という2つの海岸に降りてみました。どの程度開発してあるのか見たかったのです。


 まずは、エル・ココ・ビーチです。写真を見ると少々うらぶれた海岸のように見えますが、そこそこ人がいて観光客用のホテル、土産物店もたくさんあります。といって、高級リゾート地というにはほど遠い。下記のオコタル・ビーチもそうですが、あまり水が綺麗ではない。
エル・ココ・ビーチ
エル・ココ・ビーチ
 エル・ココ・ビーチにはたくさんの土産物店が並んでいます。ニカラグアの海岸に比べると観光・行楽客用の施設はそろっています。

 ところで、コスタリカ関連のブログを見ると「プーラ・ビーダ」(Pura Vida)という言葉を使っているブログが多いのですが、ここに来て土産物やTシャツなどに「Pura Vida」(Pure Life)と書いてあるものが多いのを見て、初めて分かりました。コスタリカン・ライフのキャッチ・フレーズなんですかね。それにしても、コスタリカン・ライフがなぜ「ピュア・ライフ」なのか、コンセプトが今ひとつよく分かりません。ジャマイカへ行くと、土産物には、「Jamaica, No Problem」と書いてあって、これなどはカリブ海のあの太陽の下で些細なことはどうでもよくなる感覚がよく出ているのですが、コスタリカのはちょっと意味不明。
土産物店
 このような立派なホテルもあるにはあります。
高級ホテル

 次は3kmほど離れた隣のオコタル・ビーチです。ここはもう少しうらぶれた雰囲気です。
オコタル・ビーチ
オコタル・ビーチ
 海岸には野生のイグアナがいました。尤も、イグアナなどニカラグアには我が家の庭にもいるし、街道では子供が売ってますけど。
ビーチのイグアナ


 このようにして、リカルドおじさんの短いコスタリカ北部の旅は終わりました。翌8月2日、リカルドおじさんは一路国境に向かいました。途中、コスタリカ人青年2人がヒッチハイクをしていたので、途中まで乗せてあげました。途中の海岸で開かれているダイビングのインスラクター養成のための学校に行くところだそうです。うち一人が地元リベリアの出身だというので、リカルドおじさんは、その青年に「国境の向こう側に行ったことがあるか」と尋ねると、「ない」との返事。「どんな所か、ボニートか?」と聞き返してきたので、「ボニートだよ。ポブレだけどね」と応答。そんな話をしながら、途中で青年たちを下ろし、あとはまた、一路国境へ。
再び国境へ
 コスタリカ側の手続きを済ませ、車はニカラグア側に入ります。「祖国に帰って参りました」という感じで、多少ホッとします。 
ニカラグア側に到着

 前日もお世話になったニカラグア側の「観光手続き係員」(Tramitador de Turismo)の親切なホセおじさん。お世話になりました。この人、リバス在住で、これから帰宅するというので国境からリバスまで乗っけてあげて、また車中いろいろな話。リカルドおじさん不在中、マナグアのオリエンタル市場で大火災が生じたという事件も、このおじさんから聞いてびっくり。
ホセおじさん


 リカルドおじさんの短いニカラグア脱出行でした。しかし、2年半も住んでいると、低開発で貧しくても、またあちこちにゴミが落ちていても、戻って来ると何となくホッとするこの感覚は何でしょうかね。

 次回は総集編で、「ニカラグア・コスタリカ比較考」です。


 そうそう。ひとつ忘れておりました。

 せっかくコスタリカへ行ったのに、ラテンアメリカの3Cに関するコメントがないではないかという声が聞こえてきそうです。コロンビア、チリ、コスタリカの3Cです。分かる人にはわかりますよね。

 これに関しては、リベリアでも確かに瞠目すべき美人はみかけましたが、コスタリカのほんの一部を見ただけですから何とも結論が出ません。悪しからず。

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