ラ・マキナ滝とウェウェテ海岸 | ラテンなおやじのぐうたらニカラグア生活

ラ・マキナ滝とウェウェテ海岸

 こんな所があると以前から聞いていたので、3月21日、セマナ・サンタ休暇で暇を持て余しているリカルドおじさんは出かけてみました。自宅にじっとしていると死にそうになりますからね。


 マナグアから南東にパンアメリカン道路を下って1時間弱の地点にディリアンバという比較的大きな街があります。そこから幹線を外れて海岸方面に南下すること約30分で、ラ・マキナ滝に到着します。

位置
 うっかりすれば見逃しそうな入口を入って、数分歩けばもう滝です。この滝は私有地内にあるそうですが、一般にも開放されています。入口で20コルドバと言われたので、50コルドバを出すと、「お釣りがないから支払いは帰りでいいよ」と言われ、帰りにはそのおじさんが見当たらなかったので、そのまま帰ってきました。こういうところが、ラテン!
滝への入口
 滝としては、特段どうということもないが、何となく周りの風景も滝のたたずまいも、癒される感じです。乾季の終わりだというのに、これほど水量がある川は、ニカラグアの中西部では珍しい。
滝全景
 朝早いのに、もう水浴客がいました。
水浴

水浴

水浴
 食事と飲み物持参の行楽客が到着します。
行楽客
 この若者、滝に打たれて修業中なのか。何かを深く反省中なのか。
修業僧か
 滝の上に上って、下を見下ろすと。
滝の上から

滝の上から

滝の上から

 滝の上は、こうした岩場で簡単に歩けます。
滝の上流部
 セイバやアーモンドの大木、その他森林も豊かでよく保全されています。
セイバの巨木

アーモンドの巨木

 リカルドおじさんがあちこち出かけた中では、まぁまぁの場所でした。悪くないです。残念ながら水が澄んでいるとはいえないけれど、水浴するには許容範囲でしょう。ただ、自然のままだから更衣施設もシャワー設備も何もない。

 いつも残念に思うのは、ニカラグアには清流というものがないのです。この川も上流では生活排水(田舎では「川で洗濯」が通常)、下水等々垂れ流しでしょう。川で釣りをしている光景も見かけない。魚影も見当たりません。


 ラ・マキナ滝を後にして、更に海岸に向かいました。時折、鮮魚の調達に来たことのあるカサレス海岸があるのですが、そこには何度か来ているので、今日は初めていく隣のウェウェテ海岸に行ってみました。

 やはりセマナ・サンタの行楽客が多少いましたが、普段はほとんど人は来ないような海岸です。手つかずの海岸(playa virgen)でしょう。小金持ちの別荘らしきものがあるだけで、レストラン的なものもありません。
ウェウェテ海岸


ウェウェテ海岸
 

 ラ・マキナ滝とウェウェテ海岸の中間地点に橋があって、その下で人々が水浴している光景に出くわしたので、川岸に降りてみました。

橋の下で
 
川で水浴
 
川で水浴
 
川で水浴


 滝につかり、川に入り、海で海水浴。今、ニカラグアは乾季の終わりでこの3月と来月が1年で最も過酷な暑さの時期です。今日は風邪が比較的強くて凌ぎやすかったけれど、それでも外気温は34度。来月は40度近くになります。

 セマナ・サンタの休日をニカラグアの庶民はこのようにして過ごしているのだということが分かりました。家族で近くの水辺に食事・飲み物持参で出かけて時間をすごす。何だかほほ笑ましく、彼らの「小さな幸せ」があるようでした。

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