昨日の補足です。事務所の寮というかタコ部屋にはどうやらちゃんとキッチンがあって風呂がある。彼女達にはそれなりの収入があり、シャンプーや野菜を買うくらいの金は充分にある。それでこそ、太ってきたメンバーに「自己管理も出来ないなんてプロ失格や」と言う資格がある、ということです。
長い文章は書いていると初めに書いていたことを忘れて全然関係ない話で終わってしまったりして、難しいものです。
不人気メンバーが事務所を辞めたあと内部事情を暴露するというのはよくある話です。実はメンバー間の関係はドロドロしていた、会社に不当に搾取された、会社に全然推してもらえなかった等。
アリスプロジェクトのメンバーは昔だったら大手のオーディションやコンテストに落ちて、それでお仕舞いだった子達です。「あの人たちは私の何が受かった子より劣っていると思ったんだろう。本当の私を知りもしないで、十数分で私の何をどう判断して落としたんだろう」と鬱々とした気持ちを抱えて時間をかけて夢を諦めていく。昔はそれで済んだんです。
今は、「それならやってごらん。ステージは用意するから」と、そんな子が矢面に立つ場所が用意されている。アリスもそういうところなんです。そこではもう何も他人のせいに出来ない。逃げ場がない。努力しても人気が出なかった。それも自分のせい。毎日心がズタズタに引き裂かれる。全て自分が望んだこと。
オーディションに落ちて鬱々と諦める道の方が傷は浅くて済んだかもしれません。
あまり上手くない例え話をします。
高校野球で常勝校に入り、3年間無敗。でも自分は一度も公式戦に出場したことはなく、3年間スタンドでメガホンを相棒にし続けた野球部員。弱小校のエースを3年間務めるも、一度もチームを勝利に導けなかった野球部員。どちらの野球人生がより充実していたか。
僕は、どちらも本人の捕らえ方、過ごし方次第で美しい青春物語にも、恨み言にもなると思います。
自分で「自分は持てるもの全て出し切った」と思えれば、結果がどうであれ手元に何か財産が残ります。麗華マネージャー、麻美うさぎ、真央は間違いなくそうだし、さくりなも自分に胸を張れるからZeppを観に来てくれたと思う。
そして、私は黒木ひなこにもそんな風になってもらいたいです。いや、出来ればひなこには国民的アイドルになって欲しい。きっとなれる。でも、絶対は無いからね。