グイン・サーガ78 ルノリアの奇跡を読みました。


「父上に軽蔑されたり、父上を失望させ、お前をそんなふうに育てた覚えはない、
などといわれる、たかがそれだけのことがこんなに怖いんだわ。
―――怖いというより、いやなのだわ。
父の目に失望とさげすみの光りが浮かぶのをみたくない。
それだけなのね・・・それだけのために、お前は、いっそ父が死んでいてくれたら自由になれる、
そう信じていたのね。」


「たくさんのものを持っていればいるほど、
それを失ったときにたくさんのものを失うことになるんだと、
今気づくなんて」


「もっと、広い世界がある、ということを、われわれはしってしまったんですよ」


「本当に、ひとは・・・おのれの頭脳で考え、おのれで・・・行動しているのか・・・
そして、ひとは本当に―――
生きていると思っていることと・・本当に生きていることとは・・・」




ルノリアの奇跡―グイン・サーガ(78) (ハヤカワ文庫JA)/栗本 薫

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