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タクシードライバー日記 ~ 愛すべきお客様たち

リストラされ、リーマンからタクシー・ドライバーに転職。 新人ドライバーが見たタクシーのお客様人間模様。

先日、麻布ラーメンに失望したことを書いたが、今回のお店はその逆で、期待以上に良かった。食べた「塩ラーメン」は、あっさり味系では最近食べたラーメンの中でピカ一グッド!


ほうれん草、チャーシュー、のり &メンマに加え、渦巻きなるとがのっているのも嬉しい。650円と値段もリーズナブル。


接客も非常に良く、女性客には紙エプロンまで用意される。店内も清潔感があって気持ちいい。


店主は釧路出身とのことで、メニューは函館の「塩」のほかに、札幌の「味噌」、釧路の「醤油」もある。厚みのあるギョーザもなかなか美味しい。


「トラスト方式」と呼ばれる独自の独立支援のシステムで成長するムジャキフーズのお店。

http://www.business-i.jp/news/venture-page/news/200903230013a.nwc

タクシードライバー日記 (木曜日)


<年配の女性二人組み>

60代と70代ということだが、お二人ともそんな風に見えない。お肌の張りがよく、5歳くらいは若く見える。それもそのはず、某S生堂のお仕事を長年やっておられるとか。


日本橋でお乗せした途端、

60代女性:「江戸橋から高速で上板橋まで行って頂戴。」「あっちこっち寄り道するけどいいかしら?」

リッキー:「お気に召すまま、どちらでも。」


北池袋で降りて、改装中の家の進捗状況の視察に。業者さんたちにお茶菓子などを振舞う。

モクが切れたらしく、

60代女性:「チョット、そこの喫茶店でお茶するわ。運転手さんもいらっしゃい。」

言われるまま、カフェオレをご馳走になる。


60代女性:「ヨーカ堂で買い物するけど、一緒にいらっしゃる?」

リッキー:「いや、駐車場で待機しております。」

雑誌を読んで待っていると、二人で買い物袋を提げて戻ってきて、

70代女性:「小腹が空いたんじゃない?」

と言って、みんなにヤマザキのミニバーガーを配る。

お客様二人:「コレ結構美味しいわねぇ。」

リッキー:「そうですね。」


その後、二人は親戚の家に上がり込んでいろいろおしゃべり。その合間にも近くの花屋で花を買ったり、スーパーで夕飯のおかずを買ったりで、一時間以上は待機したか?

60代女性:「さあ、じゃあそろそろ戻りましょうか。」「江戸橋まで戻って戴ける?」


かくして、4時間半に渡る旅は、2万円にて終了。お駄賃まで戴きました。



<30代男性外資系化学会社勤務>

六本木から、

男性:「新小岩まで。分かる?分からなければ他のタクシーに乗るから。」

リッキーの心の中:「30分くらい実車ないからなぁ、焦ってメーター入れちゃったし。」「でも、新小岩って何処?」

リッキー:「大体分かります。」

どうも、怪しそうなのがバレてる。

男性:「じゃ、いくらで行ける?」

リッキーの心の中:「分かるわけないじゃん。今の時間なら5000円くらいの客だろう。」

リッキー:「4000~5000円くらいかと・・・」

男性:「ほぉ~、じゃあ5000円で行ってもらおう。それ以上は払わんからね。」

リッキー:「承知しました。」


徐にナビで検索してみると、

リッキーの心の中:「ゲゲッ、17km!?割り増しで7000円超えそう。2000円強持ち出しか。まあ、しゃあない。」

男性:「5000円じゃ無理だろう。いい加減な事言っちゃイカンよ。」「まあ、いいよ6000円まで払ってあげる。」


途中、いろいろ雑談しながら、まあまあ和やかな雰囲気に。

到着してみると、メーターは7280円になっていた。

男性:「じゃあ、6000円」

リッキー:「いや、4000円で結構ですよ。」

男性:「いいよいいよ、取っておきな。」「それから、帰りの高速代としてあと1000円」

リッキー:「ほんと、申し訳ないです。勉強させていただきました。」

かくして、280円のサービスに収まったとさ。


<ユニリーバの研究者>

米国コネティカットからきて一年以上になるが、日本語殆ど話せず。宇都宮の研究所に居るが、周りの日本人は皆優秀で語学も堪能、よって彼の日本語も全く上達せず。今回は、中目具の本社まで。


本人は日本食大好きで、宇都宮のギョーザも好物とか。ただし納豆だけはダメ。奥さんとお子さんは残念ながら、日本食はあまり好んで食べないとか・・・