「結婚して良かったって思う?」
「お父さんと一緒にいたかったから、良かったって思ってるよ。」
笑顔で答えた。
すると、ぽつりと長男は答えた。
「僕みたいな馬鹿な子が産まれてきてごめんね。」
胸が痛かった。
「なんで、謝るの?悪いことしてないやん。書けないことと馬鹿なことは違うよ。」
そういうと、テレビで陣内智則がネタでやっていたのを話し出した。
「お父さんのこと、おとさんとか、富士山のことふじちゃんって書いたり、僕のことみたい。あの男の人は馬鹿やでなー馬鹿やでなーって言ってた。でも、絵がすごい上手やったよね。僕は絵も書けないよ。」
そういうようなことを言った。
長男は車の話が大好きだ。
だから、車博士だからそれでいい。人のすごいところは目に見えることばかりじゃないよ。
でも、そこは子供。
目に見える結果がほしいわけだ。
得られないまま時間だけが流れていく。
神様、不器用な私にもう一つ脳みそくれないか?
次男のこと、長男のこと、うまく頭の中で整理できない。
時々、何がなんだかわからなくなる。
だが、私という人間はそんなもんなんだと思う。
