書くべきか、書かぬべきか…
随分と長い間、迷いに迷ってたんですけど、
やっぱり書きます。
もう一昨年になりますが、
2014年の8月12日に、
飼っていた猫が亡くなりました。
みるくは、14歳と5ヶ月でした。
長生きしたね、と言われることが多いけれども、
みるくより長生きしている猫ちゃんもたくさんいますし、
みるくももっと長く生きられたのではないかと、
やはり後悔が残っています。
きっと、何をしてあげたとしても悔いは残ってしまうものだと思います。
もうみるくが亡くなってから1年と半年近く経過しますが、
まだ現実を受け入れられていない自分がいます。
小学2年生のときからずっと一緒だったので、
悲しみはとてつもなく大きいです。
最期の時を思い出すと、まだ涙が溢れてきます。
この悲しみからは当分抜け出せそうにないです。
恐らく永遠に抜け出せることはないのだと思います。
たまに、みるくが夢に出てきます。
だけどみるくはいつも、わたしから逃げていくのです。
わたしが部屋に一人でいると、ふとみるくが現れて、
わたしは必死でみるくのことを追いかけるのだけれど、
みるくは逃げて行ってしまう。
少しでも目を離すと、みるくは消えてしまう。
目を覚ますと、わたしは既に号泣していて、
少しパニックになってしまいます。
近所ののらねこちゃんと戯れたり、
ペットショップでねこちゃんを見ると、
「またねこがほしい」という気持ちが生まれてしまうことは確かです。
しかし、みるくの最期の時を思うと、
もうあんなに辛い思いをしたくない、
もう絶対に耐えられない、
そう思い、いつも踏みとどまります。
うちのねこは、みるくだけになりそうです。
いま、ねこちゃんブームのようなものが来ているような気がします。
周囲の人たちも芸能人の方も、ねこを飼い始めましたという方が多いと感じます。
とても幸せなことだと思います。
しかし、
ねこちゃんだけに限らず、
ペットを飼う、ということは、
最期の時が訪れてしまう、ということも必ず現実として付いてきます。
最期の時が来るまで、たっぷりと愛情を注いで、
大切に、心から大切に、飼ってあげてほしいと思います。
ねこちゃんを始め、すべてのペットたちが
幸せな生涯を送れることを心から願っています。
うちでは、
昨年の9月11日からベタという熱帯魚を飼い始めました。
熱帯魚屋さんで出会って、一目惚れでした。
名前は「れいじ」といいます。
いまは元気なれいじにも、いつかは必ず最期の時が訪れます。
その時が来てしまうのがいまからとても怖いですが、
最後まで、れいじのことを大切に育てていきます。
触れないし、(ピチピチ跳ねる)
勝手に眺めることと、ごはんをあげるくらいしかスキンシップはとれないけど、
これからも愛情をたっぷりと注いであげたいです。