《結婚して夫に発達障害があることが判明し、その後療育手帳を取得するまでの話です。》



⚫台詞口調⚫



ある時夫君と


夫君『昔からずっと台詞口調って言われる。そんなことないのになぁ』



私『うーん、私も台詞口調だと思う。
抑揚なく話すからどんなに素晴らしいこと言っててもどっかから借りてきたのかなぁって思えるよ』



夫君『そうかなー、そんなことないねんけどなー』



と二人で話したことがありました。
そんな夫君は学生時代から漫画本の台詞を他の人と会話するときのお手本にしていたそうで、
私も実生活で


『くだんの○○どうなりましたか』(○○の件はどうなりましたかの意味)
『報いろ!』
『甘んじてやらせていただく…』


などなどちょっと恥ずかしい独特な言い回しを使っているのをたくさん見てきました。



さすがに日常で件(くだん)は使わないよ~!と話になったので二人でインターネットで調べたところ、とあるトピックスで


使ったことのない日本語:「件(くだん)」みなさんは使いますか?


と載っていて、恥ずかしくなり使わなくなったそうです。




⚫夫君流会話学習法⚫



またまた違う日に、



私『夫君って何を考えてるんだろう~っていつも思う。たまにぶっとんだことも言うし他の人にも言ってないかハラハラするよ』



夫君『人との会話も積み重ねで覚えていくよね?学習みたいなものだよ』



私『え、学習?』




そのあと会話についてたくさん話していたのですが要約するとこのような感じです。



まず他の人をよく観察しておいて
他の人が①「子どもの体調が悪くて」と言って、もう一人が②「大変ですね」と返していた。
次からは自分に①「子どもの体調が悪くて」と言って来る人がいたら②「大変ですね」という。(ただこれだけですがこれが重要みたいです)


※注意すること※
▼できる限り②の人が言ってることを真似すること。我流にアレンジを加えると違う意味に捉えられるから気をつける。
▼否定的なことは今までの経験で怒られたりしたから言ったらダメ。
▼皆が言ってないことは使わない。


これを繰り返していくと一連の流れができてある程度の日常の基本的な会話には困らないそうです。




『???い、異文化だね』




しかしその夫君流会話学習法だと夫君が失敗することもあります。


明るいノリノリキャラの人が『うぇーーーーーい!!』と皆を笑わしていて、夫君も『みんな笑ってるしあれをやってもいいんだ』と思ってやってみますが普段の真面目なキャラとかけ離れてしまうので周りは『ぇえ…夫君大丈夫?』という空気になってしまいます。
悲しいことに夫君の大スベりシーンを目撃してしまったことがあり、いたたまれない気持ちになりました。



またいじりなどのすぐレスポンスやリアクション求められるものは苦手です。
夫君は対処できるようによくお笑い番組を観ています。
もう何のために観ているのか分かりません。



この話を聞いたときは到底理解できないし、脳の構造が全く違う仕組みになっていると考えていました。
『話す』ことに対して、ものすごくエネルギーを使っているんだろうなと思います。







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ぱかっ