猫になりたい。
穏やかで暖かな縁側で、または薄明かりの夜更けに「かいらしい」と愛でられる猫に。
古高俊太郎の物語に触れて、ふとそう思った。
彼サイドからでは、今まで読んできたのとは全然違うように感じ取れた。
新撰組は思いっきり悪者に仕立てられている。
まさに「勝てば官軍」。
古高に科せられた凄惨な拷問は文字で目にするだけでも血の気が引く思いだ。
彼の存在無くして、現代は有り得たのかな。
少なくとも数十年は遅れたんじゃないかな。
それほどまでに激動の時代の流れのキーマンで、とても孤独な人だったと思う。
そして、彼の人物像を思えば、私が最も大好きな、困ったタイプの男性だったかもしれない。
目が離せない、離れない人。
だけど、するりと居なくなってしまう人。
私も腐っても女。
女目線での幕末史にも興味深い。
これはどこまで史実なのかは分からないけれど(大まかな時代の流れは正しいと思う)、恋愛小説として読みやすい時代劇だった。
こういう内容の本は珍しいかな?
これで7冊目。
そろそろ本棚が必要だなぁ。
日曜日の夜は憂鬱だ。
明日は午後から病院と治療院。
リハビリを始めたら、幾分可動域が広くなってきた気がする。
焦らずゆっくりマイペース。
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