握り潰されたココロを掻き毟って眠る
呼吸をするたび胸が腫れ上がって
息も出来なくなるでもそれをあなたは笑って言うのね
「そんなものなんでもない」と


ねえ私の何を判ってそう言うの?
あなたには一つも分からないくせに誰にでも見える傷口ですら
あなたには見えないんだから


もうこれ以上このココロを握り潰さないで
歌も音も空も私も何もかも泣いているのに
それでもあなたは笑って言うのね
「そんなものたいしたことない」って


どれだけ私がいたいのか
あなたには一つも分からないでしょう?
真っ赤に泣き腫らしたこの目さえ
あなたには見えないんだから


自分が強いからといって
自分が耐えられる痛みは
誰でも耐えられると思ってるの?
自分が耐えられる非情な態度は
誰でも耐えられると思ってるの?
もしそう思っていたのなら今すぐ
「くたばっちまえ

あなたがくれた言葉を今
あなたへ一つも残らずに言ってあげるわ
あなたみたいに甲高い声で
少しも失礼と思わずに笑いながら




今夜の二曲目は、より子さんの「復唱」です。