直感コンサルタントの橘りべかです。
先日、公開されたばかりの映画「ももへの手紙」に行ってきました。
都会から瀬戸内の小さな島での生活に戸惑う主人公「もも」が、
不思議な「見守り組」の妖怪に出会い、奇跡が起こる物語。
平日の昼下がりの映画館で、ぽつんぽつんといる観客席の中、
とても絶妙なタイミングで、周りの座席に座っていたおじさまたちが
一斉に泣き出しました。
私も、思わずおじさまたちの後に続いてつられ泣き。
一度涙腺がゆるむと、どとうのように涙が出ますよね。
それからあとのシーンは、ハンカチ握りしめながら、涙が流れるままに見ました。
その中でも、愛嬌たっぷりの、でも実は大切な「使命」を持っている
食いしん坊な妖怪たちは、主人公の「もも」を、ある期間のみ見守る「見守り組」なのです。
私たちも、小さい時に知らない間に見守られていたのかも・・・・
そう思えば、我が家にも「見守り組」がいたことを思い出しました。
それは、うちのボンちゃん(息子)が3歳から5歳の間だけに見えていた存在です。
その頃、私たち親子は日本とオランダを行ったり来たり。
そして再びオランダに引っ越しをした直後に、頻繁に現れました。
日に日に、身体能力がアップして急に前転や側転など教えていないことが
どんどんできるようになったので、オランダの幼稚園で習ったの?と聞くと
「サンシャ」が教えてくれたと。
てっきりクラスのお友達と思っていたら、どうもそれらしき人物もいない様子。
「今日は電車でアメリカまで行ったよ」と言ってきたあたりで、どうやらこれは
実在しない存在なのではと気付き、どのような様子か描いてもらいました。
その絵がなんともとてもユニーク。耳が長いのが特徴です。指は二本。
そのことを忘れないようにと当時バッグに刺繍を施したのがこちら。
どうも一人ではなく、三人?三匹?組みだったらしい。
これがメインの「サンシャ」
同じ年で、いつも仲良く遊んでいたらしい。
こちらは、母的担当「サンシャ」
フランス語をいつも教えてくれていたらしい。
こちらは父的担当「サンシャ」
ジャッキーチェーンのようなアクションを毎晩教えてくれていたらしい。
耳の長ーい「見守り組」は、まるで「友人」兼「専属家庭教師」兼「家族」のよう。
きっと言葉が違う国を行ったり来たりで、さみしい気持ちを見守ってくれたのでしょうか。
日本に帰国後、彼が日本の生活に再び慣れて、現実のお友達がたくさんできたあたりから
「しばらくは窓の外にの見えるところにいたのだけどいつ間にか、もう来なくなった・・・」と。
「見守り組」のミッション終了だけど、彼はさみしくはなかった様。
今は思い出すことなく、めいいっぱい楽しく過ごす毎日。
「わたしってひとりぼっちなのかな・・・?」と感じるとき、
あなたにとっての大切な誰かが、本当はそばにいてくれているのかも。


