最近、「余白」というものをよく考えていた。日常のなかの余白にこそ、何か新しいことやワク... | 藤井リベカ 心から生きるため描いています

最近、「余白」というものをよく考えていた。日常のなかの余白にこそ、何か新しいことやワク...

この投稿をInstagramで見る

最近、「余白」というものをよく考えていた。 日常のなかの余白にこそ、何か新しいことやワクワクがやってくるのではないかなと。 その余白とは、心が柔らかくて変形して隙間の出来たところ。 そのゆわあんとしたところに、何かワクワクするものが急に飛び込んでくる。それを迎え入れるゆわあんとした余白があるから、それを自分のものとして受けとることができる。 ポーランドの話になってしまいますが、ポーランドにいた最初の半年ほどはというと、ホームシックだしすごくすごく頑張らないといけないことも多々あったし、心がとても固かったのだと思う。不安だらけで心配ばかりしていて、自分の中に閉じ籠って。 それが、半年ほど経ってから「いよいよもうすぐで大好きなスピードスケートのワールドカップに行けるぞー(ポーランドでワールドカップが開催された)」なんてすごくワクワクしはじめた瞬間から、心がゆわあんゆわあんと波のように動き始めた。だからなのか、余白が出来たからなのだろうか、身の回りのことも驚くほど一気に望む方へ、むしろそれ以上の方向へ動き始めた。 なんでこんなに一気に動いたのかと不思議なのだけれど、思い返すとやっぱり心に余白ができたからというのが大きいのかなと思う。 不思議なのだけど、その「余白」にこそいろんなことが飛び込んでくるのだと思った。 心が固くていっぱいいっぱいになっているときには何にも受けとることが出来ないし、「ここはもういっぱいだ」って望んでいたものもすーっと通りすぎて行ってしまう。というか、気付きもしないのかもしれない。 その余白を少しでも作るには、心の運動が必要なのかもしれない。 ゆわあんゆわあんと心をやわらかく動かして、隙間を作る。 心を動かすには、きっと、少しだけ、日々のルーティンから反れてみるのもいいのかもしれない。 違う道を散歩してみたり、夕焼けの中の無限にある色をゆっくり見つけてみたり、美術館へ行ってみたり、新しい食べ物を味わってみたり、気になっていたお店にえいやと行ってみたり、いつもと違う動きのストレッチをしてみたり。 そこには新しい発見があるかもしれなくて、「わぁ」って、心の運動になる。 すると余白ができて、そこに何か新しいことが飛び込んでくる。 それは、ワクワクに繋がっていたり、新しい世界へ広がっていく。 こういうことを最近よく考えていたら、この間読んだ本にも「余白」について書かれていて、その人はそれをピアノで表現していた。 私は色で形で。 最初、もっと複雑だったけど、結局シンプルになった。 でもこの絵ですら、まだ余白があると感じてる。 少し、あけておこうかね。 さぁ、おいでよ。 複雑な色とか線は写らないので、原画を見てもらいたいなといつも思う。 色味も少し違うしね。 #余白 #マージナリア #art #painting #acrylicpaints #絵 #アクリル #アクリル絵の具 #キャンバス #F10号 #藤井リベカ #RibekaFujii

Ribeka Fujii(@ribekafujii)がシェアした投稿 -