【Dancing】朝おきてカーテンを開けると今日はいいお天気。窓を開け、生まれたば... | 藤井リベカ 心から生きるため描いています

【Dancing】朝おきてカーテンを開けると今日はいいお天気。窓を開け、生まれたば...

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【Dancing】 朝おきてカーテンを開けると今日はいいお天気。 窓を開け、生まれたばかりの今日の空気をお腹いっぱい吸い込む。 お庭から風にのって洗濯物のいい香り。 風に揺られて草花がパラパラ遊んでいる声がする。 虫や小鳥の声が風と混ざりあいゆるりとやってくる。 空高く飛行機がブィーとどこかへ飛んでゆく。 お庭で珈琲を飲んだ。 その間、さくらも遊ばせて、ひょこひょこ草の上を走る(一緒に暮らしてる鳥。おじいちゃんだからもう飛ばない)。 絡み合った草に足をひっかけてバタバタしてる。 すぐそばで、コスモスの蜜を蜂がブンブンと集めている。 ちっちゃなちっちゃな虫が細い細い草の先端までチョチョチョチョと歩いてはまた戻る。 クモの巣にひっかかった小さな枯れ葉がゆわんゆわんしている。 風が吹き、珈琲の香りが全身に広がる。 数年前行ったスウェーデンの空気を思い出す。 午前と午後、フィーカというお茶の時間がある。 お庭のテーブルのところに座って、今日みたいな青い空と風と一緒に珈琲とクッキーをいただく。 そんなことを思い出しながらふと見ると、コスモスがみんなでゆらりんゆらりんと笑っている。 水遊びをし終わったさくらが私の肩によじ登り、毛繕いをしながら羽を乾かしている。 私は陽だまりのなか本を読み珈琲を飲み干す。 いつもなら肩のさくらを構うのだか、この時間はお互いに何にも干渉しあわず、別のところを見ていながらそれでもぴとっとくっついてて、背中合わせで。 母が耕したほくほくの土の上を小さな虫がふわふわ歩いてる。 私の心はまるで、早送りされた「まるい小さな蕾がふくらみ花を咲かす」かのようにこの世界へむくむくと大きくふくらんでゆく。 キャンバスと絵の具を庭に持ち出して、今ここにあるものをキャンバスの中へ取り込む。 コスモス、大地、風、空、色とりどり、さくらのコロコロとしたくすぐったいような心。 全ては繋がっている。 循環している。 河のように悠々と流れてゆく。 私の心も河の流れの中へとのまれ消えてゆく。 当たり前にそこにあるものが、全て循環していて、私をぐるぐる取り巻いている。 その中で、色を使って私は踊る。 当たり前にそこにあるものが、私をつくりあげる。 草やお花や空や風が笑っていると感じるのは、大好きな人たちが同じこの世界に一緒にいるからなのだろうか。 大好きな人たちが、私の心の世界に彩りを贈る。 #絵 #painting #acrylicpaints #acrylicpainting #アクリル #art #キャンバス #F12 #藤井リベカ #RibekaFujii 夜、改めてこの絵を見てみると手を加えて直したいところもあったけど、あえて庭で手を止めた時のままにしといたよ。

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