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この投稿をInstagramで見る 去年、ポーランドへ行くのにスタバを辞める数日前、レジにいたらとあるお客様がwifiのことについて尋ねてこられたの。私より年上のすらっと背の高い女性の方。それで少し会話をしていたんだけれど、なぜだかすごく「あらら、このお方、なんだろ、すごく気になる、なんだ、この不思議な感じは、この不思議な空気感は」と思ったの。 で、そのあと客席のテーブルをふきふきしに行ったら、そのお方、何か難しそうな本を読んでらっしゃる。 邪魔しちゃ悪いかなと思いつつも、「何かお勉強されているんですかー?」って聞いたの。そしたら「イタリア語のお勉強なの。イタリアに数年間住んでて、今は一時帰国しているの。忘れちゃうと困るでしょ?」って。 私は外国に住んでいる人のお話を聞くのが好きで、「うわーいいなぁ素敵だなぁ」と思ったの。「イタリアってどんな国なんだろ、この方、イタリアの空気をまとっているのね。なぜイタリアで生きているのかな」って。その時は他にお客様もたくさんいたし深くお話はしなくて、で、そのまま終わったの。 そしてそれから数日後、スタバを辞めた。 で、ポーランドへ行く準備でいろいろと買い物へ行った日があったの。 とあるお店でいろいろ見ていたら、あの不思議なオーラを身にまとったお方を偶然店内で見つけてしまったの。 「あわわわわ!あのイタリアの方だ!!すごい偶然だ!!」って。 話しかけようかどうしようか迷ったの。でも 「プライベートだし邪魔したら悪いし、ましてや私のこと覚えてないかもしれないし」って、そのままお店を出ようと思ったの。 でもやっぱり何かが引っ掛かって、また引き返して、思いきって話しかけてみたの。 そしたら私のこと「わー!」って覚えててくださった。 そこで初めて、スタバ以外でも私は絵を描くのが好きで、あのあとスタバはすぐ辞めて、あと一週間したらポーランドへ行くんですってお話したの。 そしたらね、なんとその方も絵を描いている方で、お皿に素敵な絵を描かれてて、その修行でイタリアに住んでいる方だったの。 「じゃあもうスタバ行ってもいないんですね」って、「でもまた帰って来てお互い日本にいたら、また会いましょう」って、別れたの。 そのあともちょこちょこ連絡したりしていて、でも最近SNSの更新がされていなかったの。 イタリアだしとっても心配になって、メッセージを送ったの。でも10日経っても返事がなくて、メッセージが既読にもならなくて、余計心配になってしまったの。でもきっと大丈夫って思って、もう一度よく見たら、私ったら昔の連絡先にメッセージ送っちゃってたの(もう、ほんと、こういうところよ。。)。 で、新しいほうのメッセージへ送り直したらすぐお返事をくださって、すごく安心したの。 イタリアで隔離生活をずっとしているそう。とても心細い中なのに、ありがとうありがとうって、そして逆に私を励ましてくださって、大丈夫、大丈夫よって。一人じゃないよ、みんな居るからねって。 あったかくて涙がでてきてしまうくらい。 私のいる所よりもっともっと状況は深刻なのに。 でもこうしてお互い「大丈夫よ」って言い合いながら支え合いながら進んでいける人がどこかにいるって、すごくいいなって、思ったの。 あの時話しかけなかったら、この方の世界や人生や異国で頑張っていることを知ることはなかった。 私があの時店内のレジじゃなくてドライブスルーのお会計やドリンク作成のほうをしていたら、繋がることもなかったのだろうか。 出会いって不思議だよな。 ちょっとしたタイミングでずれたり合致したりするんだもの。 出会いってすごく嬉しい。奇跡だよな。 出会いで世界は広がる、人は成長していくのだと感じている。 この世界は素晴らしい。 私は、何があっても、この時代にこの世界にみんなと一緒にいることが嬉しい。みんなに出会えて本当に嬉しい。 また、みんな、元気で会おうね絶対に! P.S また最近ちょこちょこ「そっちは大丈夫?」と連絡をもらいます、ありがとう、私は大丈夫、元気いっぱいです。 ポーランドは最近、お散歩もダメになっちゃった。 お庭にある卓球をやったり、ベランダで本を読んだり、あとは部屋にこもって絵を描いています。こういうのが出来ること自体、とても有難いことだなぁと思います。今はいつ日本へ帰れるのかがわかりません。個展の絵も未だに撤収できていないし絵の引き渡しもできていない。 日本へ戻っても、14日間自宅待機の際は豊川にいる妹のところにいさせてもらう予定です。両親だってそれなりにもう年だし。地元で会いたい人いーっぱいいるけれど、堪えないと。 今までの何気ない日常が、とっても幸せな日々だったのね。当たり前だと思っていたことが、そうでなくなってしまった。 でも、こんな日々でも、普段目を向けていなかったものに目を向けるきっかけになったり、新しい発見があったり、今の自分に足りないよなと思うことを勉強してメモメモしたり。 インプット&アウトプット。 人として成長して深くなれる機会になったらなと思います。 でもなんか体も大きくなってきてる気がする。困ったなぁ。 あ、画像の絵は「ありがとう、全部」っていうの。悲しいことも苦しいことも嬉しいことも楽しいことも、全部がありがとう。前にも載せたっけかな? Ribeka Fujii(@ribekafujii)がシェアした投稿 - 2020年Apr月10日pm5時40分PDT
去年、ポーランドへ行くのにスタバを辞める数日前、レジにいたらとあるお客様がwifiのことについて尋ねてこられたの。私より年上のすらっと背の高い女性の方。それで少し会話をしていたんだけれど、なぜだかすごく「あらら、このお方、なんだろ、すごく気になる、なんだ、この不思議な感じは、この不思議な空気感は」と思ったの。 で、そのあと客席のテーブルをふきふきしに行ったら、そのお方、何か難しそうな本を読んでらっしゃる。 邪魔しちゃ悪いかなと思いつつも、「何かお勉強されているんですかー?」って聞いたの。そしたら「イタリア語のお勉強なの。イタリアに数年間住んでて、今は一時帰国しているの。忘れちゃうと困るでしょ?」って。 私は外国に住んでいる人のお話を聞くのが好きで、「うわーいいなぁ素敵だなぁ」と思ったの。「イタリアってどんな国なんだろ、この方、イタリアの空気をまとっているのね。なぜイタリアで生きているのかな」って。その時は他にお客様もたくさんいたし深くお話はしなくて、で、そのまま終わったの。 そしてそれから数日後、スタバを辞めた。 で、ポーランドへ行く準備でいろいろと買い物へ行った日があったの。 とあるお店でいろいろ見ていたら、あの不思議なオーラを身にまとったお方を偶然店内で見つけてしまったの。 「あわわわわ!あのイタリアの方だ!!すごい偶然だ!!」って。 話しかけようかどうしようか迷ったの。でも 「プライベートだし邪魔したら悪いし、ましてや私のこと覚えてないかもしれないし」って、そのままお店を出ようと思ったの。 でもやっぱり何かが引っ掛かって、また引き返して、思いきって話しかけてみたの。 そしたら私のこと「わー!」って覚えててくださった。 そこで初めて、スタバ以外でも私は絵を描くのが好きで、あのあとスタバはすぐ辞めて、あと一週間したらポーランドへ行くんですってお話したの。 そしたらね、なんとその方も絵を描いている方で、お皿に素敵な絵を描かれてて、その修行でイタリアに住んでいる方だったの。 「じゃあもうスタバ行ってもいないんですね」って、「でもまた帰って来てお互い日本にいたら、また会いましょう」って、別れたの。 そのあともちょこちょこ連絡したりしていて、でも最近SNSの更新がされていなかったの。 イタリアだしとっても心配になって、メッセージを送ったの。でも10日経っても返事がなくて、メッセージが既読にもならなくて、余計心配になってしまったの。でもきっと大丈夫って思って、もう一度よく見たら、私ったら昔の連絡先にメッセージ送っちゃってたの(もう、ほんと、こういうところよ。。)。 で、新しいほうのメッセージへ送り直したらすぐお返事をくださって、すごく安心したの。 イタリアで隔離生活をずっとしているそう。とても心細い中なのに、ありがとうありがとうって、そして逆に私を励ましてくださって、大丈夫、大丈夫よって。一人じゃないよ、みんな居るからねって。 あったかくて涙がでてきてしまうくらい。 私のいる所よりもっともっと状況は深刻なのに。 でもこうしてお互い「大丈夫よ」って言い合いながら支え合いながら進んでいける人がどこかにいるって、すごくいいなって、思ったの。 あの時話しかけなかったら、この方の世界や人生や異国で頑張っていることを知ることはなかった。 私があの時店内のレジじゃなくてドライブスルーのお会計やドリンク作成のほうをしていたら、繋がることもなかったのだろうか。 出会いって不思議だよな。 ちょっとしたタイミングでずれたり合致したりするんだもの。 出会いってすごく嬉しい。奇跡だよな。 出会いで世界は広がる、人は成長していくのだと感じている。 この世界は素晴らしい。 私は、何があっても、この時代にこの世界にみんなと一緒にいることが嬉しい。みんなに出会えて本当に嬉しい。 また、みんな、元気で会おうね絶対に! P.S また最近ちょこちょこ「そっちは大丈夫?」と連絡をもらいます、ありがとう、私は大丈夫、元気いっぱいです。 ポーランドは最近、お散歩もダメになっちゃった。 お庭にある卓球をやったり、ベランダで本を読んだり、あとは部屋にこもって絵を描いています。こういうのが出来ること自体、とても有難いことだなぁと思います。今はいつ日本へ帰れるのかがわかりません。個展の絵も未だに撤収できていないし絵の引き渡しもできていない。 日本へ戻っても、14日間自宅待機の際は豊川にいる妹のところにいさせてもらう予定です。両親だってそれなりにもう年だし。地元で会いたい人いーっぱいいるけれど、堪えないと。 今までの何気ない日常が、とっても幸せな日々だったのね。当たり前だと思っていたことが、そうでなくなってしまった。 でも、こんな日々でも、普段目を向けていなかったものに目を向けるきっかけになったり、新しい発見があったり、今の自分に足りないよなと思うことを勉強してメモメモしたり。 インプット&アウトプット。 人として成長して深くなれる機会になったらなと思います。 でもなんか体も大きくなってきてる気がする。困ったなぁ。 あ、画像の絵は「ありがとう、全部」っていうの。悲しいことも苦しいことも嬉しいことも楽しいことも、全部がありがとう。前にも載せたっけかな?
Ribeka Fujii(@ribekafujii)がシェアした投稿 - 2020年Apr月10日pm5時40分PDT