よく「どういう絵を描くの?」や「どういったジャンルの絵?」って聞かれて、いっつもいっつも困... | 藤井リベカ 心から生きるため描いています

よく「どういう絵を描くの?」や「どういったジャンルの絵?」って聞かれて、いっつもいっつも困...

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よく「どういう絵を描くの?」や「どういったジャンルの絵?」って聞かれて、いっつもいっつも困ってしまう。 私、なんにも決まってない。 人や風景や食べ物や抽象や動物も描く。 ジャンルも「水彩画」「油絵」「人物画」「風景画」などいろいろあるけれど、ぜんぜん当てはまらない。この間、ジャンルを伝えないといけないときがあって、最終的に話し合ってイラストレーションになったけれど。 私は心の中を描いていて(時には人のために描かないといけないときもあるけれど)、描くときによって、画材も絵の大きさも内容も全く違うものになる。 私には境目というか、垣根みたいなものがなくて、自分を男とも女とも思ってないくらい。どっちでもあるのではなく、どっちでもない。だからなのか、ちいさな頃から女の子が履く「スカート」が履けなかった。中学の制服もほんとはすごく大変だった。一時慣れたけど、やっぱりなんかダメ。 そういう「決まり」や垣根や境目みたいなものが無い空間がすごく心地よくて、だから空や風に溶けていくのが心地いいのだと思う。 国の境目さえも越えていきたい。 ほんとはもう地の果てまで行っちゃいたい。絵では行ける。 そして、うまくは言えないけれど、そういうものを描いて、心をこの世界の空間へ解放して、それで初めて私は私でいることができるのだと思う。 この世界に、空や風があって良かったよ。嬉しい。この世界に生まれて良かったよ。 やさしすぎて泣けてしまうのよ。 そういうことを大抵描いているから、いつも説明するのがすごく大変というか、どう説明したらいいのかよくわからない。 さっきも「この絵を描いた背景は?」って聞かれ、しかも英語で説明するとなると、ほんとに、うまくスカッと伝えられなくて、あぁもどかしい。それでも何とかかんとか説明したけれど、いつか、この世界に画集を出したくて、そこに、シンプルにパシッと、説明入れられたらなぁって、想いが、ある、よ。 この世界へ溶けちゃいたい。

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