今月16日からの展覧会に出す絵の背景に、パステルを使おうと思い立ち。

なぜそう思ったかというと、春の青空を背景にしたかったのですが、比較的紙目が出やすい紙なので、色鉛筆できれいに塗り潰すには時間もかかるし技術も必要、でもパステル(ソフトタイプ、粉末状)だったら、素早くきれいに着色出来るんじゃないかなぁ?と思いついたのです。

ハードタイプのパステルは、ほんの少しだけ使ったことがあるけど、ソフトタイプはお高いこともあって、買うのは初めて。

今回は使用目的がハッキリしているので、たくさん買わなくてもいいから、思い切ってチャレンジしてみることに。

ハードタイプもソフトタイプも、いろんなメーカーから出てますが、パール調のキラキラしたのがほしくて、それだとハードタイプで1種、ソフトタイプで1種と少なかったので、あまり迷わずにすみました(笑)。

ソフトタイプだったらそのまま使えばいいし、ハードタイプなら擦り下ろして粉末状にして使えば良いし。
とはいえ、メンドクサイよね。
シロウトが擦り下ろすのでは、粒子が粗くなりそうだし。

でも、ハードタイプは安いから、一応どっちも買ってみた。

ソフトタイプは『パンパステル』という商品で、チークとかファンデーションみたいな見た目の丸くて平たい透明な容器に入っています。

100均で買ったアイシャドウ用のチップを使って塗り込んでみたのですが、使用感がまさに!パウダーファンデーション。
しかも高級なやつ。

すーっと伸びて、きれいになじみます。
紙目の粗さも見事にカバーして、滑らかな仕上がり(笑)。

油分多めなのか、粉末だけどしっかりと紙に吸い付くような感じでした。

筆やスポンジで軽く乗せたり、私みたいに擦り込んでみたり、使う道具によってタッチにも変化がつけられそうです。

混色とかは、どうなんだろうなぁ?
技術と経験が要りそうな気がしますが。

発色が良くて、今回買った水色は夏空を描くのに良さげな色合いだったので、上から白の色鉛筆をゴリゴリ塗り重ねることで、春の青空らしい、薄ぼんやりした色合いになりました。

もうひとつ、パール調の水色はもっと薄い色で、キラキラ感も良い感じ♪

パステル+色鉛筆で、うまく青空のグラデーションを作りたいと考えています。


それにしても、シロウトの私には、粉末のパステルでカタチあるものを描くというイメージが難しいのだけれど、背景にはもってこいじゃないかなぁ。

これを機に、少しずつソフトタイプのパステルを買い足していくのも良いかもしれないなぁ。


明日はあまりのんびり出来ないから、明後日以降、ハードタイプのパステルを試してみようと思います。