『見たいように見る』
この内容は以前も書いていますが、また書きます。
直接バンタンに関係ない内容ですが、ずっと思っている事。
例えば…
恋愛系、ミステリー系、サスペンス系、アクション系、ヒューマン系…
色々なドラマや映画でラブシーンがあったりもします。中には激しい物もあるでしょう。
作品紹介やインタビュー記事などにも、「大胆な〜」とか「体あたりの演技」などでラブシーンを見もののように強調する物もありますよね。(→随分前に、こんな感じのインタビューや記事を見てから、ずっと頭に引っかかってる)
でも、それをどう見るか…
『ラブシーン、濡れ場(私は好きではない言い方)にフォーカスする人』と『物語の内容にフォーカスする人』って、同じ物を見ているけれど感想は全く違うと思うんですよね。
また例えちゃうと…
鬼滅の刃
『子供には残酷だ』
『子供に悪影響だ』
アニメが人気出た当初は、こんなコメントをよく見ました。
深夜に放送するアニメですし、確かにかなりグロテスクなシーンもあります。
でも、本当にそれだけなのか?
子供は『残酷な描写にフォーカス』して夢中になっているわけではなく、『物語にフォーカス』して夢中になっているように思うのです。
だからこそ、残酷な描写があっても、あそこまで子供に人気のアニメになったのかな?って思うんです。
そして、親も一緒に夢中になって、元々深夜でやっていたよりも大人気アニメになっていったのかなと。
鬼に大切な人を殺された人。
鬼から人間を守る者たち。
『正義と悪』の物語ではあっても、鬼のことも『鬼になった経緯』まで描かれています。(全ての鬼ではありません)
悲しい過去があって、鬼になってしまった者。
人間の時からクズだった鬼。
鬼になりたくてなった者…
子供達は、物語とキャラクターに詳しいです。
ちゃんと物語を観て、物語やキャラクターを好きになっている。
大人が見た目先の物よりも、もっと先を子供は観ているんだなって思います。
もちろん、各家庭、保護者の考えを尊重していますが、その上で思うことです。
初めから見ない選択をする子供。
怖い部分は飛ばして観る子供。
怖い部分は目を隠しながら観る子供。
怖い部分を残虐と捉る前に、物語の内容を観ている子供。
などなど…
各家庭や保護者の考えの他にも、年齢に関係なく子供もちゃんと自分に合わせて考えているんですよ。
そこで上記部分にも戻り、私が思う事。
作者、演者はどう思って作っているのだろう?って根本的な事。
ラブシーンをメインに見せたいのか?
物語のワンシーンとして必要なシーンだから見せるのか?
鬼と人の残虐シーンをメインに見せたいのか?
物語として必要なシーンとして描いているのか?
観る側はどう見ようと観ようと自由ですが、相手の想いや意図を汲み取れるか取れないかで全く違う感想になるのだがだろうなー。
それがズレていたら、きっと本当の物語は観られないんだろうな…
って事を思います。
言葉足らずで、文章下手ですみません🙇♀️
少しでも伝わると嬉しいです。