手術後は管だらけの状態でした。
私のトラウマの胃管は
麻酔から目覚めた時にはついていなくて
ほっとしました。
酸素マスクとフットポンプは翌朝外され
喉の渇きや多少の不快感はあったものの、
看護師さんが冷たい枕に変えてくれたら
だいぶ快適になりました。
術後3日位は微熱や眠気があり
昼間も眠っていた時間が長かったです
手術翌日に起きて歩行しましたが
貧血のようにフラフラで
短距離しか歩けませんでした。
心配していた傷の痛みは
そこまででは無く、
硬膜外麻酔のボタンを
あまり押しませんでした。
痛みというより筋肉痛を強くした感じ。
硬膜外麻酔は3日分の量があり
沢山押してしまうと
その分早く無くなってしまいます。
傷の痛みは起き上がる時に
微かにある程度で、
想像だけどもナチスの拷問のような
地獄のような痛みを想定していたし、
私は特に痛みに強いタイプではないので
麻酔の力が凄いんだなと思いました。
尿の管と背中の麻酔は
4日目に外れました。
硬膜外麻酔が外れてしまう時
もし痛くなったらどうしようと
被害妄想!?気持ちの問題で、
眠る時に点滴の麻酔と
痛み止めの飲み薬をお願いしました。
結局痛みは無く過ごせたので
痛み止めの使用はやめました。
手術翌日はフラフラで歩行し
起き上がる時も
介護ベッドを頼りましたが、
日に日に回復し
2日目からは普通に歩けました。
4日目のお昼から重湯が開始されて
通常ならここから
点滴~ドレーンと外れていき
1週間も経たず退院できるはずが、
順調には進みませんでした
~個人的感想~
開腹手術はがっつり切る分
しっかり麻酔をかけてもらえて
術後の痛みは耐えられるレベルに感じました。
恐れていた開腹手術よりも、
大腸内視鏡検査や胃管のほうが
よっぽど痛かったり苦しかったりで
辛く感じたという
予想外の結果になりました。
胸の下からお臍まで縦に切られましたが
医療用ボンドが剥がれると
薄い鉛筆で線を引いた程度の傷跡なので
思ったより気になりませんでした。