なんでそんなにつまらない格好をするの? | リボン田園調布 Official Blog 

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正しくは


『なんでそんなにつまらん格好をするん?もっと大胆な格好をしなさい』


これは忘れもしない30歳半ば頃、母親とデパートに買い物に行った時に言われたことです。


会社を30歳で辞めて独立してそこそこ軌道に乗ってきたこともあり、十万円以上するニットをはじめとした何十万もの「シンプルな」洋服を色々買ってきた時でした。



いま思うとハイクォリティなワードローブと一流の接客を知る良い機会で、



このような経験は今のリボン田園調布の運営におおいに生きていると思います。



そして、今はこの母親のひとことで


・今だからこそにあうもの(トレンド、年齢を含め)


・今の私らしさ、キャラクターを最大限に引き立ててくれる


そこそこのお値段で質も品もよいものを選ぶようにしています。



最近は会うたびに母も褒めてくれるので、コーディネートで成長できたかなとも思います。


これはお客様に対しても同じことをさせていただいています。



当時買っていた何十万もする海外インポートブランドの洋服は友達や親戚きょうだいにあげて空にすることで、


いま自身のクローゼットはバラエティに富んでいると思います。



先日リボンフレンズさまから、 

『クリスマスデートで着る服を悩んでいる、

リボンで買った素敵なものがたくさんあってクリスマスが一度じゃたりない!


クローゼットを眺めているのが楽しくて仕方ないです』


とご連絡をいただきました。


まさに店主もそうです。クローゼットを日々眺めて整理することが本当に楽しいです。
 

母がいうには、70歳も過ぎて母のようにベリーショートで白髪になると本当に似合う服、きれる服が限られてくるとのことです。


私も母と一緒に買い物に出かけるとそのことは目の当たりにします。


そして何気に私が30歳半ばで着ていた洋服が似合ったりします。


そういうときがいずれ私にもやってくる…


だからこそ、今でしかできない自分らしい、とくに私は長身をいかした大胆な格好をしなさいということだと思います。



ホリデーシーズン、おかげさまで多くのかたにお運びいただいております。


母の一例をお伝えすると、皆さまの目が輝く瞬間があり、


日々感動をともにさせていただいています。


とくに今はおしゃれをして出かける機会も少なくなり感覚を失ってしまった、


あるいはステイホーム中にふけこんできて、一体全体自分に何が似合うかわからなくなった、


とおっしゃる方が多い気がします。


以前のブログでもお伝えしましたが、


「オシャレは1日にしてならず」


そのためには犬の散歩であれ、近所のスーパーに出かける時であれ、


どうでもよい、つまりもう棄ててもよいかな?と思う服を着ないことです。


また、この色は汚れるので着ない、とかコーディネートを無意味な理由で制限しないことです。


洋服は消耗品です。

どんどんきて、汚れたらまた次に新しいものを取り入れれば良いし、

そうすることでヒトは学習し、汚さなくなります。

これは着物を着ている方からよく言われることです。



実はその母の夫、私の父はだらしのない格好をものすごく嫌い、


「きちんと洋服を着なさい」と教えられてきました。


破れたものやボタンが外れたもの、ファースナーが壊れたもの、首がさがったヨレヨレのカットソーを着ていると注意されます。


お出かけで着なくなった服を部屋着にすることをものすごく嫌います。


外は外着を、部屋は部屋着を、寝るときにはパジャマを揃えろといまだにいいます。


恐らくそれは母の影響かと思います。


母は小学校から高校まで、


参観日には冬はツイードのジャケット、夏は麻のブラウスやジャケットを必ず着ていました。


しかも忘れもしない、冬のツイードはネイビーやベージュの生地に赤や黄色のカラフルな色遣い、


夏はピンクやブルーとレースやお花のプリントのものを着ていて、


近所の友達が「マリちゃんのママの洋服はいつも綺麗」と言ってくれていました。


高齢出産だったので、参観日で横並びになるとクラスメイトのお母さんより明らかに年老いていたので、


せめてものおしゃれをして、お母さんが高齢であることを娘に感じさせたくなかったと以前話していました。


でもその母のファッションが功を奏してか、たんなる高齢のお母さんではなく、頼れるお姉さんとして学校でも色々役を任せられていたようです。


以前のブログで「ことばは社会をつくる」とお伝えしましたが、


「ファッションも社会をつくる」


と考えています。


いまご来店の多くのお客様が、どこのお店に行っても同じようなものばかりでつまらない


と言われます。


これはまさに画一的な社会の構造を意味するのではないかと思います。


ただ、それは政治家でも誰でもなく、私たちひとりの毎日の心がけからそのように「なってしまった」のではないかと思います。


個性を尊重することを大切にしているはずが、今になりまた社会が「画一」になると


自分自身の暮らし、社会をよりよくしていこう!という風潮ではなくなってしまいます。


今年のリボンホリデーを通じて皆さまにお伝えしたいこと。


ランジェーリからルームウェア、お洋服まで、


自分らしさを最大限引き出すコーディネートはあなたの毎日をかえ、将来をかえ、社会をかえていく一歩になるということです。


ぜひそんなコーディネートにリボン部屋で出会っていただけると嬉しいですドキドキ


皆様のご来店およびオンラインでのお問い合わせをお待ちしていますドキドキ


※日曜日、月曜日は予約営業を承っております。前日までにお問い合わせくださいませ。



●オランダ製のストレッチベロアとイギリス製のリボンを使ったスカートとパーカーのセットアップ。


カジュアルの中に上質、上品があるものを身につけることで、

黙っていてもあなたのパーソナリティを一目で

「フランクだけど知的で上品な人」

とポジショニングされます。


ベロアなのにストレッチ、ベロアなのに縦ラインに縫込みがしてある、、。
これができる縫子さんは本当に稀有のようです。


品の良い光沢感、てんとう虫や蜂の刺繍がポイントです。


インナーはいまのトレンドを意識してワントーンで同型色とあわせたいですね。