Made for All Women という目標を掲げ、まずはショーツのパターン(型)を決めることからスタートしました。
さえらでは、ランジェリーを製造して今年で40年とあり、色々なパターンをもっています。
実は私は前職で岡山に勤務をしていたことから、給料をいただく度にさえらの取り扱い店にいき、気に入ったショーツを買ってきたので、大体どのパターンや素材が着けやすいかわかっていましたが、聞けば聞くほど40年の歴史は色々なパターン、そして素材(レースを含む)は想像以上のものでした
そこで、さえらの中でも最もロングセラーといわれるものからパターンを決めることにしました。これは、私が気に入って着けていたパターンとも合点!で、パターンはわりと早く決めることができました
次にそのパターンにどういう機能を入れていくか…。ここで再び企画の原点に戻りました。
「Made for All Women, 全ての働く女性のためのものでなければならない」
そこで、私たち30-40代だけではなく、母親世代の女性にも外してほしくない機能についてヒアリングをかけることにしました。
母親世代にさえらは大人気そして母親世代でも憧れのブランドなので、さえらとコラボして…というと皆さん積極的に意見をくださいました
全世代共通であがっていたのは、サニタリーショーツは「クロッチが広いものがよい」ということでした。
「クロッチが広い」これはさえらの既存のパターンにも共通していえることで、それだからこそさえらのショーツは着けやすいということも納得しました。
ここまででとりあえず機能設計その1は決まりました。ただ、聞けば聞くほどこの機能設計だけでは十分ではないということに気が付かされました。 というのも、日頃自分が思っている以上に女性は年代に関係なく、家の中でも外でも動き回っているのです。
ブルーな日でも安心して動き回れるためには、クロッチが広いだけでは機能設計としては全く不十分だったのです。
残りの機能については、自分が月1のその日、そして母親がパッドを使うタイミングで地道なリサーチを続けていくという作業がスタートしました。
同時にパターンが見えてきたところで、企画の方向性もかなり固まってきたのでした
・・・続く。
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