土曜日、無事に息子を寮へ送り届けてきました!


水曜日までは37度~38度を行ったり来たりで心配だった熱も、木曜日にはすっかり下がり、土曜の朝は自分で目覚ましかけて6時に起きて支度をしていた息子でした。
 

駅までお見送りに来てくれたのはばぁばだけで、娘も私の妹も全然起きてくる気配も無かったです(苦笑。薄情者めー。
まぁ、夏休みには帰るしね。さほど長いお別れではないのです。
娘に至っては「どうせ来月GWに東京へ行くからちょっと会うし。」ってしら~っとしてました。

双子の別れもそんなもんです。


さて、向こうに着いてからはまず、役所にて転入届の手続きをする必要がありました。幸い、土曜日の午前中も一部業務を行っている大変親切なお役所でしたので、今回日帰りの我々にとっては大いに助かりました。
少し混んでいたけど、さくさくと手続きは終了しました。

その後、姉夫婦と某駅にて合流。あの大変だったお正月以来の再会でした。
入学おめでとう~!と、まずはお祝いをいただいて(娘の分も)、お昼を一緒に駅ビル内にて。息子のリクエストでまたしても(入試の時もそうでした☆)お蕎麦でした。


写真全然撮らなかった………。


姉夫婦と別れて、いよいよ学校へ。最寄り駅からバスで20分程ですが、さすがに朝早かったからか乗り込むやいなや寝てしまう息子。
私もちょっとうとうとしてしまいました。

そして学校前に到着。
受験の日以来です!

土曜日なので部活動なのか、生徒さんの姿もちらほら見られました。
守衛さんに聞いて、寮の方へ向かいます。寮の場所は、学校とは反対方向に歩いて5分程のところでした。

向かっていった先で、2人の方が出迎えてくださっていました。寮長さんと副寮長さん、どちらも学校の教員の方ですが、なんと副寮長さんは息子の担任の先生でした!
後から聞いたお話しによると、先生方約50名が輪番で寮生の見守りをされてるんだそうです。もちろん、それとは別にいわゆる管理人さんはいらっしゃいますが、学校の先生たちも大勢、寮に関わってくださってることに安心を感じました。

さてさて、先生方と一緒に寮の玄関を入っていったところ――――

もの凄い人数の男子生徒さんたちからうわー!!!っと大きな拍手と歓声と共に大歓迎された息子(と私と夫)。おめでとうー!よく来たねー!おつかれさまー!!万歳三唱まで(笑。

びっくりして親子3人、思わず立ち尽くしてしまうほどでした。

その中でひときわ嬉しそうにしていたのが、あの、受験以来仲良しのE君でした。
「やったー!○○(息子)が来たぞー!!!」
といってE君が息子の肩を抱くと、ようやく息子も満面の笑みで「うん!来たよ!!おまたせ!」と返してました。

やー。なんだかもう、泣けるなぁ。

なんなら夫はちょっと泣いてました(笑。



歓待の後、まずは部屋で先に届いていた荷物の整理をすることに。本来、保護者は寮の中に入れませんが、最初の日だけは特別、生徒と一緒に部屋まで入れます。
寮の部屋は4人部屋の造りになっていますが、息子の部屋はどうやら3人で使うようでした。

各部屋には室長と呼ばれる上級生が必ず1人います。息子の部屋の室長さんは優しそうな2年生の方でした。
ロフトベッドが4つ並んだ寝室と、その隣に4つの机と本棚が並んだ学習室がありました。息子は室長さんと一緒に学習室の方へ、私と夫は寝室の方でそれぞれ荷物の整理をし、それが済んだら3人一緒に室長さんについて寮内を案内してもらいました。
寮内はどこもとてもきれいで、清掃も行き届いている感じでした。

ランドリー室の外に物干し場があり(乾燥機も沢山並んでましたが)、ひとり、洗濯物を干している生徒さんがいました。ちゃんと自分でやるんだよなぁ~偉いなぁ……息子に出来るかな?

部屋で勉強している生徒さんもいたし、誰もいない食堂で楽器の練習をしている生徒さんや、寮の前にある小さな運動場でバスケットボールを楽しんでいる生徒さんたちも。
休日は、皆さん思い思いに過ごしている様子でした。



その後、寮長さんから話を聞いたりして、約1時間半、夕方4時過ぎまで滞在して、私と夫は帰る事に。
もっと寂しい気持ちになるかなと思いましたが、息子の顔ははればれとしていて、「じゃぁまたね!次に会うのは5月の連休だよね」とニコニコと手を振っていたので、あっさりとしたお別れとなりました。
来たときと同じようにバスに乗り、電車に乗り換え、東京駅で適当に食事を済ませて最終手前の新幹線で帰宅しました。



全然平気、って思ってたんですが、地元の駅に降り立ったときに不意にこみ上げてくるものがあって、ぽろぽろっと涙が出てしまいました。

いかんいかん、泣くことじゃないのに。しっかりしないとね。



こうして、息子は無事に高校へ行きました。
15歳で親元を離れることになるとは……受験したときから、いえ、その前からぼんやりと考えていたことではありましたが、実際そうなると、やっぱり少し寂しさもありますね。
でも、なんとなく、息子は大丈夫だろうって今は楽観しています。


日曜日の朝、息子からさっそくLINEが来て、「朝ご飯はハニートーストだった」そうです!いいわねぇ。
そして、なんとお昼は近所のラーメン屋さんへ友達数人と行ったんだそう。男子高校生だぁぁ。


―――― うん、たぶん、大丈夫だわ(笑。



良い友達に恵まれて、楽しく学校生活・寮生活を送れるんじゃないかなって。

息子の3年間を私も夫も楽しみにしています。