昨日で息子のドラムレッスンは最後となりました。

最後だから付いて行ってもいい?動画撮ってもいい??とお願いしたら、渋々OKしてくれました。

 

小学校2年生から、月にたったの2回のレッスンでしたが、細々とでも続けられて良かったです。

 

最初はアメリカ人の格好いいおじいちゃんドラマーに習っていました。

レッスンはほとんど英語で、だいたい怒るときは特に英語になってしまうんですよね(笑。だから怖さも倍になるらしく(笑)よく泣いていました。最初の2年くらいは付き添っていたので、泣いてる息子を宥めるために、帰りに寄り道してソフトクリームを食べたりしていたなぁ。

 

その後、おじいちゃん先生が病気で倒れてしまい、クラスが閉鎖されてしまったため、S先生のクラスに移りました。

S先生はユーモラスで、おやじギャグで息子を困らせたり(笑)していましたが、時に、おじいちゃん先生とはまた違った厳しさがあったようです。でも泣くことはなかったかなー。

S先生のレッスンの頃からほとんど付き添いはしなくなって、ひとりで通っていました。

たまにはついて行きたいなーって言っても、やだ!だめ!!来ないで!!!と頑なに拒まれてしまってました。

 

久し振りに会ったS先生から「あ、ずっと息子をほったらかしにしていたお母さん!」と呼ばれ(苦笑・もちろんS先生の冗談ですよ!)いやまぁそうですけども!!

動画撮ってもいいですか?て聞いたら、どうぞどうぞ好きなだけ!調子乗ってますから彼!!って。あはは、よくおわかりで。

 

最後だから好きな曲やっていいよ!と言われ、「第ゼロ感」を2回、先生からリクエスト?で「ひまわりの約束」、そして本当の最後の最後に「だから僕は音楽をやめた」を演奏して終了でした。

好きに叩いていましたが、ちゃんとそこは”レッスン”なので、先生からの指導もしっかり聞いていました。注意を受けた後の演奏はやっぱり違うんだよなぁ。

「ひまわりの~」は初めてS先生に習った曲で、かれこれ5年以上前に演奏した曲ですが、すっかり忘れていたみたいでこれが一番出来てなかったです(・・;。えーー。3曲の中では一番簡単そうなんだけどー。

本人が好きだっていう「第ゼロ感」が、やっぱりよく叩けてたかなって思いました。先生からも2回目の後は褒められていました。でもまだまだ!こちらに動画を載せるのは遠慮したい感じ(苦笑。

 

最後に「だから~」を選んだとき、S先生は、「え?!それやるの?チャレンジャーだねキミは!」と笑ってました。「オレだったら選ばねェなぁ~!」って(笑。ほ、ほんとに、超絶難曲でした……。

 

曲のタイトルに反して、息子は音楽が好きで、これからも息子なりにドラムは続けていくんだろうなぁってスマホ越しに見て思いました。

 

 

 

習い始めた頃は、ドラムセットに隠れちゃうくらい小さかったなぁ。

 

45分間のレッスンが終わり、息子が自分からS先生に挨拶をしていました。約5年間お世話になりました、また地元に帰ったときにはドラムを教えてください、ありがとうございました……って、そんなこと言うと思ってなくて私はちょっと感動してしまいました。

先生は「いつでもおいで!レッスン中でも乗り込んできていいからさー!」と、最後まで明るいS先生なのでした。

 

レッスンは終わったけど、最後の最後で、今月中に一度だけスタジオレンタルの予約をして(一人で自由に叩きたいらしいです)、迎えに来たパパの車に乗り込んだ途端、息子は我慢していたのかうわーん!と泣いてしまいました。

 

僕、ここの教室でドラムを習えてよかった。J先生(おじいちゃん先生)とS先生に習えて本当に良かった。通わせてくれてありがとう。

 

って泣き泣き言われて、私も夫も、少し涙が出てしまいました。

中学の卒業式だって泣かなかったのになぁ……。

 

 

この先も、ドラムを続けていけたらいいね。

 

音楽を通して新しい出会いがあることを陰ながら祈っています。