5月生まれは6人、そして6月8日お誕生日のお友達もいて、毎週のように誕生日会でした。
お誕生日のお友達にバースデーケーキを作ってあげよう、というのが恒例となり、みんな楽しみにしています。
でも、今年は手慣れた高学年のお友達が中学生となりなかなか普段の利用が難しくなってしまいました。そして、新入生のお友達が増え、初めてのケーキ作りです。何でもできることを見つけて、みんなが調理に参加することが条件。
それぞれの意見を聞いて、やってみたいことにチャレンジしますが、何せやったことがないからどうしていいかわからない。
奥の男子は五年生でどんどん進めることができますが、手前の一年生はどうしてよいか迷ってます。当然ですが、一緒にひとつひとつできることを見つけてやってみることです。
これはホットケーキのデコレーションケーキを作った時。生地を混ぜてみる、と一年生にお話すると、張り切っていつまでもかき混ぜていました。手前のお姉さんが「もうやめて」と言っても聞かないようです。
生クリームをホイップするのも恐々。はじめは嫌がっていましたが、手前の二年生のお兄さんが「一緒にやるよー」と言ってくれたので、何とか手が添えられました。向こう向こう側で見ているお友達の興味津々の眼差しが隠されてしまったのは残念。
こうしてあれこれありますが
仕上げは自らすすんで挙手をする、得意な上級生がデコレーションして形になります。
そして、みんなで大きな声で歌い、ロウソクを消せば、これまでのそれぞれの違いはすっかり無くなり、みんな一緒に楽しく美味しく、なのです。
音楽教室でも、楽譜や音符を見るとすぐに木琴鉄筋をたたけるお友達と、「ドをずっとたたいていればいいんだよ」と言ってもできないお友達、全く楽器に関心がないお友達もいます。でも、先生のステキな演奏を聞くと、ノリに乗って楽しく演奏ができるのです。「音を楽しむ」「みんなで演奏することの楽しみ」たくさん感じることができるのです。
紙皿を使ったマラカス作り。いつもと違った材料を先生が持って来てくださるのでなかなかやめられないのがたまに傷。やーっと材料を片付けられてしまったので
といっても、先生のステキな演奏が始まったので、作ったマラカス片手にノリノリです。
将棋教室も、ルールがわかってどんどん進めて行くお友達と、勝手にやってしまうお友達と揉めてしまうこともしばしばですが、先生が何とかなだめてくださいます。
この時は一年生も参加。「フーたいへん」なんて上を向いていますね。それでも何回もやっていたんですヨ。まだまだ、将棋盤に向かえないお友達は、駒を並べてドミノ倒しを楽しんでいます、、、それでも楽しめればいいんだよ!、と先生がおっしゃってました。
こんな小さな一年生も、帰りのお掃除に参加。コロコロのお掃除はみんなと一緒にできるんですヨ。
放課後の短い時間でも、共に過ごし学ぶことは大変ですが、いつも笑いと笑顔があり、楽しかった、と家路についてくれれば嬉しいです。
学校はますます忙しく、漢字と計算、通常級では英語にパソコン、プログラミングあれこれについていくのが大変なようです。なかなか教室に居られない、落ち着かない児童のためのサポートルームもいっぱいになり、新たな支援級も増設されています。
共に学べる教育課程ではなく、ついて行けないなら他に、という感じがしてなりません。
それでもなんとか元気に笑顔で生きて行きたい!!
みんなと過ごす時間を大切にして行きます。
まだまだ夏休みまで、と思いつつ、もう夏休みの準備です。夏休みお手伝いいただける方、ご紹介ください。