前田敦子写真集『あっちゃん』


シリコンについて
最近のコマシャルにノンシリコンシャンプー売上ナンバーワンとかの
放映をしばしば見ますが、

シリコンはメーカーにとって洗浄力の強い成分を使用していますから
ゴワゴワになった髪のダメージヘアなども
手軽に手触りを改善できるため非常によく使われます。
化学反応によって作られる完全人工物です。

シリコンの表示名

ジメチコン、シクロメチコン、シリカ、シリル、シロキ、シラン
 これらが成分名の一部にでも入っていたらシリコンです。

シリコンは髪の毛に吸着して艶を出したり、

手ざわりを良くしたりする効果があるので、
市販のシャンプーやリンスには

必ずと言ってよいほど入っています。
しかし、その良い効果も毎日使ってい
ると髪を痛めることが分かっています。


ノンシリコンとは前回お書きましたが
ノンシリコン = シリコンが入っていない



直訳するとこれがノンシリコンの意味ですよね。
ところが、髪にとって問題となっているのは「シリコン」ではなく、
「コーティング剤」です。


コーティング剤が髪を包んでしまうから、
髪が呼吸できなくなってダメージとなり、
頭皮が皮膚呼吸できなってトラブルの原因となっています。


コーティング剤には天然成分から合成のものまで
星の数ほど種類がありますが、
その中のほんの1つが「シリコン」なのです。


つまり、ノンシリコンとは直訳すると
「シリコンは使っていませんけれど、
他のコーティング剤を使っていますよ。」

という意味になります。(^-^)/

ノンコーティングと記載するとウソになってしまうから、
「ノンシリコン」という言葉を使っている訳です。

言葉のマジックですねo(^▽^)o

ですから、ノンシリコンと書いてある商品の裏面には、
とっても分かりにくいように何らかのコーティング剤成分が記載されています。


もし配合されていないなら「ノンコーティング」と記載されるはずなのです。
「シリコン」とはコーティング剤の中でもまだまとも方で、
強力なものになるとプラスチックに近いコーティング剤もあるぐらいです。



つまり、「ノンシリコン」を選ぶぐらいなら何も記載されていない
シャンプーを選んだほうがよほど安全ということになります。


毎日のことですから頭皮にとって化学成分を含まない
天然素材で作られている事が大事ですね



防腐剤も入っていない方が良いわけですが、
本来天然の成分だけでシャンプーを作ると、

常温で保存すると腐ってくるので冷蔵庫で保存する必要があります。


部屋に置きっぱなしで何ヶ月も変化のないシャンプーは
天然成分のシャンプーであっても

防腐剤が入っています。

赤ちゃんが舐めても大丈夫なシャンプ-を探すのは大変ですよね




●ポイント

シリコンを使うのをやめたからといって、
すぐに髪質が向上するものではありません
 シリコンが剥がれた時に本来の髪が露出し、
一時的に手触りなどが悪くなるときがあります。


そこで根気強く良質なノンシリコンシャンプーを使っていると、
髪本来の自然な軽さやツヤが出てきます。