こんにちは(*^▽^*)浅草のステッキ屋:Ribalonです。
朝夕の寒暖差も激しく、じめっとした日中の陽気が体にこたえますね!?
ゆっくりと休んで体調を整えましょう(*´ω`*)
今週の名盤レビューは、エルレガーデンの「イレブン ファイヤー クラッカーズ」です。
エルレガーデンはフロム千葉のメロコアパンクバンドです。
この「イレブン…」は、
私の思うメロコアパンクの良いところ・・・コンパクトでメロディアスな曲が駆け抜けるように続く。
バンドの良いところ・・・緊張感とチームワークの結合。
が上手い事記録されたアルバムになっております。
エルレガーデンのイメージは、明るくカラっと爽やかな曲調なのですが、
この「イレブン…」には、そういう曲は殆どなく、緊張感と情熱あふれる異色のアルバムです。
バンドの人気が急成長するなか、妥協を許さない曲作り、過酷なツアー、タイトなレコーディングスケジュールなど、
今まで以上のプレッシャーがバンド創始者であるGu&Voの細見さんへかかり、
このプレッシャーと緊張感が今までのエルレガーデンにはないカオスを作り出しています。
カオスが爆発するような「Fire cracker」、プレッシャーを跳ねのけるような「Space sonic」・「Salamander」、
プレッシャーと緊張感を超えた先を感じる「高架線」・「Alternative Plans」など、
情熱を感じざるを得ないあっという間の10曲。
バンドって各メンバーの個性が集まる強みもあれば、
それをまとめて作品に作り上げなくてはいけないという苦悩も存在します。
バンドが大ヒットを飛ばす時や電撃解散(活動休止)をする際、
今までにない緊張感の名作を生みだすことがあります。
この「Eleven fire crackers」も正にそれで、「Eleven …」は大ヒット、そしてこのアルバムに伴うツアー後
Ellegardenは無期限活動休止となりました。
その後、再結成し新しいアルバムもリリースしています。
変わらず大好きなバンドですが、この「Eleven fire crackers」の緊張感と存在感を超えるアルバムは、
Ellegardenにはないと思います。
コントロールできない程の情熱を記録に残せるって作品作りの良いところですね!?
Ribalonもそのような作品を作り続けられるよう頑張ります(*´ω`*)