こんにちは、浅草のステッキ屋：リバロンです。
名盤ながら広く知られていない！？かもしれないアルバムを紹介していきたいと思います。
第一回は、Audio SlaveのOut of exileです。
ジャンルは、ハードロック・ミクスチャー・オルタナティブロックあたりにカテゴライズされそうです。
グランジの大御所、サウンドガーデンのヴォーカル：クリス・コーネルと
ミクスチャーの大御所、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンの演奏隊が結成したバンドですが、
レイジの再結成に合わせ活動期間が短く、３枚のアルバムリリースで解散しています。
このOut of exileは２枚目のアルバムで、結成後すぐにリリースした１Stと違い、
ツアー後でお互いの良い部分も分かりチームワークも万全の状態で作られたアルバムです。
個々の個性がありつつ、どっしりと安定感のあるグルーブを持ったレイジバンドと、
緩急ありまくりのクリスのヴォーカルが絶妙マッチし最高のハードロックを聴かせてくれます。
・レイジにはないスピード感と曲のバリエーション
・サウンドガーデンにはない外に向けた感じ（陰鬱ではない）、
・通常のハードロックよりもどっしりした王道感のある雰囲気
これが王道なのに新しい雰囲気でとても良いのです。
アルバム全体として流れが良いのですが、
特に２曲目の「out of exile」から６曲目の「heaven`s dead」までの流れは圧巻で、
大御所バンドという感じです。ドライブにももってこい。(笑)
バンド自体が短命であったのと、クリス・コーネルがすでにこの世にはいないため、
大きく広まっていく可能性が少ないバンドなのかな！？と思いますが、
是非一度聴いていただきたい作品です。