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呑んだ後のラーメンってのは、どうして美味しく感じるんだろう。不思議だ。







去年の僕等と同じ様にして、今年もまた1つの世代が送られていく。僕等の気紛れと思い付きが動かしてきたモノは、今もまだそこで時間を止めずに進んでいて、幸運な事に、僕等はその「今」をこの目で確かめる事が出来る。






若いって、いいなぁ。



みんな、頑張ってね。この先も、よろしく。



面倒くさくなったら、いつ止めちゃってもいいけどね。そんな感じの心持ちでやっていくのが、ちょうどいい気がするよ、多分。



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世の中の出来事の殆どは、自分の全く知らない所で起きている。その内の幾つかは、ニュースや人の噂から漏れ聞く事ができるけれど、大半は知らされる事も、耳に入る事もなくいつの間にか過ぎ去って、そこにはもう何も残らない。


けれど、自分の外側で起きていると思っていた出来事が、意外にも自分のすぐ近くで起きている事もある。言ってしまえば、僕等は自分の世界の領域を把握している様で、実はその境界をしっかり認識しきれていないのかもしれない。その出来事の存在に気が付くのはいつも突然で、その認識は嬉しい偶然となる時もあれば、そうでない時もある。


自分の世界の外側にあった筈の事象が、実は内側で起こっていて、そして確実に進行している事を知る瞬間。内側に残る、ある種の異物感の様な感覚に苛まれる。今は確かに自分の内側に在るのに、巧く扱えない、何とも言えない異物感。喉の奥に、何かが引っ掛かっている様な。


突然の出来事に巧く対応出来なくて、当たり障りのない、つまらない相槌を打ってしまう。世界と自分との距離感が巧く掴めなくて、また愛想笑いで済ませてしまう。


後から1人になって考えてみても、そこには軽い痼りが残っているだけで、世界との接点は何処にも見当たらない。それはいつの間にか、風に紛れて消えてしまう。影に埋もれて、夜に溶けてしまう。



知らない所で、世界は動いている。
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「私の中のあなた」という映画を観ました。


不治の病、なんて聞いただけで嫌な予感がする程、映画としてはありふれた題材を扱った映画ですが、さすがはアメリカ(?)って事なのか、単なる闘病とそれを支える家族の心温まる感動ストーリー…なんかに終わらない所が本作の魅力です。


内容は凄く重いテーマが積み重なっていて、観る人の性別、年齢、立場によって色んな感想を持つ事になりそーな映画です。なので、一口に「ここが良い!」「ここは泣ける!」とか、そんな感想で終わらせる事はできない映画だと思います。ただ1つ確かなのは、観て損をする様な映画じゃないし、観た人それぞれが色んな感想を持つべき、そんな映画です。よって、内容については特に触れません。気になった人は映画館か、半年待ってTSUTAYAでどーぞ。


しかしはっきりと言えるのは、こういう映画を観た後だと、日本の「病モノ」映画はなんて質が低いんだろうかとって事。やれケータイ小説だ、やれ純愛映画だ…そろそろもうそういうのはいい加減やめた方がいいなんて周知の事実なのに、なんでまた次々とその手の映画は作られるんだろう…ニーズが何処にあるのか理解できません。


別に、「お涙頂戴映画」を否定したい訳ではなく。あれは良いんです、それで。だって、商業映画だもん。ただ「お涙頂戴」したい訳じゃなくて、「感動させてあげた分、お代は涙じゃなくて、お金で頂戴ね 」な映画な訳で。別にそれ自体は有りです。退屈で鬱々とした日々に飽きて、いっちょ涙でも流してすっきりしたいという方はどうぞ映画館へ、または半年(こういうのに限ってレンタル開始が早い気がするからもしかしたら3、4ヶ月)待ってから、お近くのTSUTAYAへ…ってな訳です。

別に何本似た様な映画が続こうが構いませんし、ああいう映画を観る人達の感想や認識の変化は人それぞれなんでどうだっていい訳ですが。

ただ1つ間違いなく、僕等がいつもわかっておくべき事は、「人の死は形容出来るものではなくて、ただ1つの現象」だって事。病気や障害を題材に人の死を美化したりする事は、やっぱり何だか違う気がする訳です。



死は誰にでも訪れる。それは自分かもしれないし、すぐ近くの誰かかもしれない、あるいは、見ず知らずの誰かかもしれない。
でも、誰に訪れるものだとしても、その「いつか」の為に出来る事は、常にどこかで「死を意識」しながら暮らすって事。死を美化したりするんじゃなくて、「死を想う事」なんじゃないかと、思う訳です。



「死は死以外の何物でもない。死は何も残さない。」
そんな台詞が印象的な映画でした。
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遠くへと旅立つ為の
何かを失って

代わりに安息と
平穏な日々を手に入れた

白く塗られた壁に
開けた画鋲の跡

退屈が其処から
流れ込んで来ている
気がした

水彩の絵の具を
重ねた様な 淡い記憶を
指でなぞる様に
探る長い午後

僕等の嘘も
美しさもきっと
忘れてしまうよ

だから刻む様に
深く潜る前の一瞬を



窓から眺めてばかりいた
灰色の世界には

きっと馴染めないと
馴染みはしないと思っていた

けれど窓を閉ざした
部屋は息苦しくて

吸い込む街の煙で
孤独の弱さを知るんだ

水槽の街並み
覗き込んだ
よく似たその横顔に
気付くまでの
儚い時間も

僕等は互いの強がりと
いつか気付いてしまうよ

ここで誓う様に
深く潜る前の一瞬を




水面に映る
波紋の様な
静かな揺らぎ

あの日の嘘の
正しさを今
優しく掬う


吸い込む街の煙も
灼き付いた痛みも

全て包む様に
光が射すその一瞬を

誰よりも光る一瞬を