サークルに参加する。気が付けば周りは殆ど年下の後輩になっていて、遠慮気味に接してくる後輩達に、何だか申し訳なさすら感じてしまう。が、いざゲームが始まると、彼等の遠慮無しのアグレッシブさに面食らってしまう。

同時に、自分の著しい衰えにがっかりする。踏ん張りが利かなくなってきている。一方で、お腹のお肉は順調に弾力を増している。もはや愛おしさすら感じる。



帰りの電車(帰宅時間の赤い電車はかなり満員に近い)の中で、立ちながら参考書を読む女子高生に遭遇する。読みながら何やらぶつぶつ言っていた。ちょっと危ない感じもしたが、勉強する女子高生はいいと思った。別に可愛かったからとかそういう事ではない。頑張って欲しいと思う。大学受験なんて、一部を除いては高校生の特権だ。歳を取るにつれて、だんだん色んな事が覚えられなくなるのだから。



若いって事は、それだけでとてつもなく偉大だ。失ってからは二度と取り戻せないものだ。

だけど若いって事は、その事に気付けないって事でもある。今の僕だって、数年後の僕からみればまだまだ若い訳で、衰えがどうとか言うのは早すぎるのかもしれない。

何て事ない様な事も、今しかできない事だと思えば、頑張らなきゃいけない気がしてくる。

そう思える内は、まだまだ若いと思う事にする。