さっき目が覚めた。
外は相変わらずのグレーの空模様。
時間をみたら4時少しすぎ、この時間じゃまだ誰も起きてはいないだろう。
冷蔵庫の中は牛乳以外空っぽだった。
何かないかと探して、でてきたのはバームクーヘン。
何もないよりはましなので、それを片手にベランダで朝食。
町は当然の様に静まりかえっていて、なんだかリセットされたみたいだった。
無心でバームクーヘンを口に押し込みながら牛乳で流し込んでいった。
きっとその時は他の動作をしたくなかったし、する気もおきなかった。
ただただ朝日が昇る光の兆しを眺めていればそれだけでよかった。
一日が始まる。
誰かが起きてきたらスイッチが入ったかのように動き出す町。
今はその日その日が大切で、自分がどう過ごしていきたいか。
はたまたどう一日を良い日にできるか。
それは自分次第であること。
単純であたりまえみたいな答えかもしれないが、たどり着く先はそこでしかない。
他人に委ねるのではなく、周囲に流されるのではなく。
結局、最後は自分の意思でしかない。
そのことを伝えたかった。
いや、自分で気づかなくてはいけないもの。
他人がどうこう言ってもしょうがない。
だから、気づいてくれることを祈るしかない。
そして、言えた立場じゃないけど、ちゃんと自分の足で踏みだして歩いてほしい。
今はゆっくりでもいいからさ。
座らないで立ち上がってほしい。
もし、帰ってこれたら
そしたら「おかえり」って言える気がするんだ。
きっと今日も雨が降るな。