続いているこの道はいったいどこで途切れるのだろうか。


白い線が道行く先はどこで始まりどこかで終わる。


始まりが知りたいわけではない。


終わりが知りたいわけではない。


ただ、君が通ってきた道を僕に話してくれないか。


あのときの場所。


あのときの風景。


あのときの気持ち。


桜が舞い、蝉が鳴き、月が昇り、雪が積もる。


繰り返しではなく常に新しい。


だから魅かれてしまうのかもしれない。


知らない世界に。


君がもつ世界に。


それを表現しようとする舞台に。


そして歌に。


単純なような複雑な心。


複雑のような単純な心。


どちらも偽りであり真である。


そんな心を、気持ちを伝えるのに言葉では脆すぎる。


でも、唯一伝えられるのもまた言葉。


伝えたいのは本当の気持ち。


本当の本当の気持ち。


ただ口にしただけでどうして偽りの言葉にしか聞こえてこないのだろう。


だから口を閉ざしてしまう。


そして息とともに飲み込んでしまう。


伝える勇気がないのだ。


伝わる自信がないのだ。


逃げてしまったのかもしれない。


思いを握りつぶして言い聞かせたのかもしれない。


自分でもわからないのだ。


本当はどうしたかったのか。


わかんないんだ・・・・。