目に見えないものを見ること。


そのなんとも難しきかな。


ふとした時にやってきて、さっと心を拾ってく。


偽りの光にかき消され。


空のくもにもかき消され。


それでもこの地球のどこかで見えていて。


いつもどこかを照らしている。


弱弱しくて脆い心。


そんな心も拾ってくれる。


ちっぽけな自分。


果てなく続く空。


ああ、本当にちっぽけなんだな。


今はまだ休んでいるだけ。 


凍える風が頬に当たる。


止まっていた足は次第に動き、かけ足へ。


さあ、帰ろうか。