笑えなくなるくらいに枯れてしまった声を吐き出して、自分の立っている位置を誰かに伝えようとしている。

そんな声は風が吹けばかき消され、人混みの中へなにもかも紛れていく。

伝わらないほど、自分はどうしたらいいかわからない。。






涙が枯れるくらい泣いてしまっても、相手に気持ちが伝わるかどうかなんてわからない。


でも、雨は泣いてる顔を隠してくれる。そして一緒に泣いてくれるだろう。


きみは一人じゃないことを音にのせて伝えてくれる。


差し伸べてくれた雨粒は温もりさえ感じる。






下を向いて迷走している自分に着きたい場所なんか行けるはずもない。


ただ見えるのは自分の影のみ。


自分を追いかけてどこまで行くつもりなんだろうか。


周りを見てないのにどこへ行くつもりなんだろうか。


ただ、上を向きさえすれば太陽の光が道なんていくらでも照らしてくれるのに。





地面がぬかるんでいて歩いてた自分は何回転んだろうか。


きっと無意識に歩いていて足元なんか気にしてなかったんだろう。


もっと気を付けていれば転ばずにすんだかな?


もっと違う道を歩いていたら転ばずにすんだかな?


今更、後悔なんてしてもしょうがない。


でも、次に転ばないように気をつければ後悔もしてもいいんではないかな。


きっと次の一歩を力強く踏み出すための後悔ならいいんではないかな。


今はそう思うんだ。