君は変化を受け入れ
それを口にしたがる

真新しい世界を
待ち切れずに 駈け出していく

僕は変化に馴染めず
言い淀むばかりで

取り溢した昨日を
振り切れずに 立ち止まっている


並木道には
役目を終えた木の葉が
絨毯の様に敷き詰められて

歩を進める度に
乾いた音を立てる


この先 何が待っているか
まるで手に取る様に解る世界なんて

きっと味気ないだろう

けれど 音も光もしない
そんな世界なんて

不安で仕方がないだろう



駈け出した君が
鳴らす落葉の乾いた音で

僕に『これから』を
報せてくれるから


ゆっくり歩いていこう
そんな風に思えたんだ。