指先から旋毛まで

それぞれ違う
しるしを持つ僕等


一人きりでは生きられないし

体温の感じられない関係じゃ
現実は成り立たない

その体が
呼吸をし
脈を打つ以上

見ず知らずの隣人と
温もりのある触れ合いを
重ねなくちゃならない




今 差し伸べられた
その手は一体 誰のモノで

その手の人は
何を考え
何を望み
何を嫌うのだろう


知りたくもないなんて

そんな哀しい事は 言わないで



自分のと似た
思想や行動に
逃げ込まないで


世界に溢れる 知らないモノから

目を背けたりしないで






うまく伝えられは しないだろうけど


その手に触れてみようと

僕はそう思ってる。