気付いてしまった
分かってしまった


渡す誰かを探すばっかりで
肝心のモノが何かを忘れていた



そんな気持ちを
抱えなくなってから

もう何年も経った




鈍くなってしまったんだと思う

弱くなってしまったんだと思う




知らない内に大きくなった
赤い風船に

小さな針が刺さって

微かな空気の抜けてく音で
初めて気付いた





気付いてしまったら
明日からどんな顔をすればいい

どんな風に過ごしたらいい



抱えて暮らしていける
自信が無い


気持ちを育める様な
穏やかさが欲しい。